円が146円台と円安に振れています。
トランプ大統領が関税を日本にも25%加えることを決定したことが影響していると思われます。
円安になったから、日経は上げるかな?
参議院選挙も自民党が負けそうだし、日米関税も25%加えられるし、トータルでは日経下げ圧力が強いかな。
日米関税も25%で止まれば、先が見通せて逆にプラスに働くかも。
日経の急落に気を付けつつ、様子見といったところでしょうか。
主要指標(7月7日 21:20 JST時点)
- ドル円:146.13 円
- 日経平均:39,587.68 円(-223.20)
- NYダウ先物:45,108
- ナスダック100先物:22,980
- 日経225先物(夜間):39,600 円
相場コメント
円安進行が輸出株を下支えする一方、トランプ政権が日本など12 か国に最大25 %の関税書簡を送付したことでリスクオフが優勢。9 日(火)の関税停止期限と20 日の参院選投開票を前に、イベントドリブンで上下に振れやすい地合いです。
国内ニュース(影響度順)
見出し | 要約 | 影響度 |
---|---|---|
参院選序盤情勢:自民単独過半数厳しく | FNN世論調査では与党が改選過半数維持を巡り接戦。32の1人区で激戦が続き、選挙結果次第で経済政策の不透明感が高まる。 | ★★★ マイナス |
日米貿易交渉:9日関税停止期限へ大詰め | 赤沢再生相と米商務長官が電話協議を重ね調整。 【今後の予定】7/8 閣僚級協議(調整中)→7/9 関税停止期限→8/1 追加関税発動予定。 | ★★★★ ± |
5月実質賃金-2.9%、5 か月連続減 | 物価高が賃上げを相殺し消費回復に逆風。内需株の重荷に。 | ★★ マイナス |
安川電機が業績下方修正、株価8%安 | 営業益予想を600→430 億円に減額。FA関連へ連鎖安警戒。 | ★★ マイナス |
TSMC熊本第2工場、着工延期報道 | 米国投資を優先し計画後ろ倒しとの報道。半導体設備投資に影。 | ★★ マイナス |
海外ニュース(影響度順)
見出し | 要約 | 影響度 |
---|---|---|
米国、日韓などに25%関税通知 | 8/1発動予定。自動車・鉄鋼など日本の主力輸出に直撃懸念。 | ★★★★★ マイナス |
米株急反落、ダウ422ドル安 | 関税ショックで主要3指数が-1%前後。テスラは新党報道で急落。 | ★★★★ マイナス |
NVIDIA時価総額3.86兆ドルで世界首位 | AI需要を背景に高値更新。半導体全般のセンチメント支え。 | ★★ プラス |
中国・香港株軟調、関税期限警戒 | CSI300は-0.4%、ハンセン-0.1%。リスクオフで資金流出。 | ★★★ マイナス |
ドル急伸、円一時146円台 | 安全通貨ドル買い加速。円安で輸出株に追い風もコスト増懸念。 | ★★ プラス/マイナス |
投資方針
9 日の関税停止期限と20 日の参院選が重なるまで「守りを固めた短期トレード」が基本戦略。
- 円安メリット株(自動車・電子部品)を押し目で拾う一方、関税リスク顕在化時に備えて内需ディフェンシブ&高配当バリューでポートフォリオを下支え。
- 半導体・FA関連は調整継続中。決算とTSMC動向を見極めつつ、中長期のAI需要を背景にNVIDIA連動の押し目買いを検討。
- イベント通過まではポジション軽め+現金比率高めを維持。ボラティリティ上昇は短期売買の好機と捉え、機動的に回転させる方針。
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