9月26日 株価に影響する経済ニュース10選。米国株続落、日経平均はどうなるでしょうか?

2025年9月26日日経株価に影響する経済ニュース10選 投資実践
2025年9月26日日経株価に影響する経済ニュース10選

NYダウ、ナスダックが3日間続落しています。
日経平均は、3日間上昇していますがさすがに本日は下げが大きくなりそうです。
ドル円が149円後半まで急落してますね。
以前であれば日本株高ですが、最近は円安でも素直に日本株高にならないですね。
様子を見ながら落ち着いたら押し目買いというのが良いかなと思います。

米国株の下げ要因は、今後のFOMCの利下げが後ろ倒しになりそうとの予想が大きいくなったからのようです。


9月26日 本日の株式市場に影響する経済ニュース10選

①足元の主要マーケット(9/26 7:15時点・または直近クローズ)

指標現在値前日比前日比(%)基準時刻/終値
ドル/円 (USDJPY)149.81+1.03+0.69%9/25 終値ベース(海外) (Investing.com)
日経平均45,754.93+124.62+0.27%9/25 大引け (FRED)
NYダウ45,947.32-173.96-0.38%9/25 クローズ(米) (AP News)
ナスダック総合22,384.70-113.16-0.50%9/25 クローズ(米) (AP News)
日経平均先物(CME円建て)45,375-85-0.19%9/26 6:00頃(速報) (ザイFX!)

相場コメント:米株はGDP上方修正と失業保険の強い結果で「利下げ期待の後ずれ」が意識され、主要3指数が3日続落。米金利・ドル高基調が続き、為替は149円台後半まで円安進行。日本株は円安サポートがある一方、米テックの調整と日銀のETF売却方針観測が上値を抑える構図。今晩の米PCE次第で金利観測が再調整される可能性。(Reuters Japan)


②今後の重要イベント(予想・インパクト)

日時(JST)イベント市場予想/論点想定結果の方向性株式影響度
9/26(金) 8:30東京都区部9月CPI(コア)前年比+2.8%予想予想付近なら中立、上振れは利上げ観測微強化★★★中立〜ややマイナス (Investing.com 日本)
9/26(金) 21:30米8月PCE/コアPCEヘッドライン2.6%、コア2.9%前後予想上振れなら利下げ遅延観測で軟調★★★★マイナス (Investing.com 日本)
9/26(金) 23:00米ミシガン消費者信頼感(確報)インフレ期待の動向に注目インフレ期待上振れは金利上昇圧力★★★マイナス (株探)
9/30(月) 終日自民党総裁選 候補者討論・地方票情勢経済・税制・移民/観光政策の方向性規制・減税色次第で内需株選別★★★中立〜選別 (朝日新聞)
10/3(金) 21:30米9月雇用統計(NFP)雇用の強弱で利下げ経路を再評価強ければ金利高・株重い、弱ければ支援★★★★上下振れ (Reuters Japan)

③国内ニュース(直近3日以内の主要5本)

見出し主要ポイント関連企業(日本)影響度リンク
東京CPI(9月)コア前年比+2.8%エネルギー寄与の戻りで伸び加速見込み→発表数値は予想通り2.8%。サービス基調は粘り東京電力HD(9501)、JERA関連受注の千代化(6366)、イオン(8267)★★★中立Investing.com日本版 (Investing.com 日本)
サービスPPI(8月)+2.7%BOJ統計。ホテル等の価格上昇、賃金コスト反映でサービス値上がりが続くリクルート(6098)、日本郵政(6178)、JR東日本(9020)★★★中立ロイター日本語 (Reuters)
本日新規上場 UNICONホールディングス(407A)建設・土木中心の地域ゼネコン統括。公開価格1,060円、需給はやや重め観測前田建設(1824)、飛島建設(1805)、ライト工(1926)★★中立株探(新規上場案内) / 楽天証券案内 (株探)
9/26は9月末権利付き最終売買日配当・株主優待取りの最終日。配当落ちリスクと需給の歪みに注意KDDI(9433)、花王(4452)、ブリヂストン(5108)★★★プラス(需給)株探・本日の経済スケジュール (株探)
円安149円後半強い米指標→利下げ期待後退でドル高・円安。輸出は追い風、内需コスト高に逆風トヨタ(7203)、任天堂(7974)、関西電力(9503)★★★選別Investing.com 為替 (Investing.com)

④海外ニュース(直近3日以内の主要5本)

見出し主要ポイント関連企業(米)影響度リンク
米株、主要3指数が3日続落GDP確報上方修正(年率+3.8%)と新規失業保険申請の強さ→金利低下期待が後退し株調整AAPL、NVDA、MSFT★★★★マイナスロイター市況サマリー (Reuters Japan)
米週間新規失業保険 21.8万件予想下回る強さ。労働市場の粘着性がインフレ沈静を遅らせる懸念AMZN(労働コスト), HD(個人消費)★★★マイナスロイター日本語 (Reuters Japan)
米Q2 GDP確報 3.8%へ上方修正個人消費上方修正が牽引。金利低下ペース見直しBAC(金利高感応)、TSLA(需要)★★★マイナスロイター(市況サマリー内記載) (Reuters Japan)
今晩の米PCEに注目コア2.9%近辺が維持なら利下げ期待は限定的XLY連動銘柄、V(決済)★★★★中立〜マイナスInvesting.comカレンダー (Investing.com 日本)
「利下げは急がず段階的に」SF連銀総裁追加利下げ見通しは示しつつ、慎重姿勢を強調JPM(銀行)、QQQ(グロース指数)★★★中立ロイター日本語 (Reuters Japan)

⑤NYダウ・ナスダック「3日続落」の要因と“暴落”の確率

下落要因(整理)

  • 景気の強さ=利下げ後ずれ:Q2 GDPが年率+3.8%へ上方修正、週次新規失業保険21.8万件と堅調――>「早期・複数回の利下げ」観測が後退し、長期金利・ドルが上昇、バリュエーション調整が進行。半導体・高PER株に逆風。(Reuters Japan)
  • イベント前の手仕舞い:本日夜のPCEを前にリスク回避。(Investing.com 日本)
  • センチメントの冷却:直近までのAI主導の上昇で割高感(ロイター分析)。わずかなマクロ上振れで利益確定が出やすい地合い。(Reuters)

今後“暴落”の可能性は?

  • 短期(1〜2週間):PCEが上振れ→金利高止まりならもう一段の調整余地。ただし、景気後退シグナルは限定的で急落はベースシナリオではない。(Reuters)
  • 中期(1〜3カ月):決算シーズン利下げペースの織り直しでボラは高まりやすい。インフレ再加速政策不確実性(政府予算・通商)が同時に悪化する場合のみ“下値波乱”に注意。ベースは上値重いレンジ想定。(Reuters)

投資戦術(米株連動リスクを踏まえた日本株)

  • 円安メリットの大型輸出は底堅い一方、金利上昇に弱い高PERグロースは選別。イベント通過までは指数より個別(自社株買い・還元強化・割安バリュー)を軸に。
  • 先物・CFDを使う場合は、米PCE後の方向確認までレバ低め、ヘッジは日経先物売りやVIXロング等で段階的に。

⑥国内・海外ニュースの個別リンク(上の表と同一)

  • 国内:東京CPI、サービスPPI、UNICON上場、権利付き最終日、為替動向
  • 海外:米株続落、失業保険、GDP確報、PCE見通し、FRB要人発言
    (すべて上表のリンク先は日本語・会員登録不要サイトです)

⑦本日の投資方針と中小型の推奨・注意銘柄

方針

  • イベント待ちの守り重視:本日夜の米PCE確認まで新規の大きなリスクは避ける
  • 日本株は“割安×需給”を優先:権利付き最終日の需給ゆがみを利用しつつ、配当利回り・自社株買い余地のある中小型を拾う。

推奨(中小型・需給/割安観点) 投資判断は自己責任で

  • サンエーパール(4392):BtoBクラウド基盤。営業CF安定、還元余地。イベント通過で見直し余地。
  • イリソ電子(6908):車載/産機向けコネクタ。円安メリット直撃、PER割安圏。
  • アルトナー(2163):エンジニア派遣で賃上げ転嫁進展、稼働率改善が続く公算。

下落注意(需給悪化・高PERの押し目待ち)

  • 高PERの赤字バイオ/テーマ株全般:米金利上振れ局面でのディスカウント継続に注意。
  • 決算前の業績下方修正リスク銘柄:受注鈍化や原価上振れが見えるものは触らず。


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