昨日は、日経平均が一時44000円を越えましたが、すぐに利益確定売りに押されて最終43459円で終了しています。
昨日の状況を見ると44000円を越えると押し目売りが発生するので、しばらく44000円越えは難しいのかという気がします。
ただ、今週43000円台をキープできれば来週44000円越え定着が期待できるかと思います。
日銀が利上げ延期の観測ぐらいのビックニュースが出ないと、一気に44000円越えはなさそうですね。
自民党総裁選は、高市さんが総裁になると株高になるんだろうな~。
でも、高市さんって言葉に重みがない気がするので、どうなのかな~。
なんか、ピンとくる人がいないですね。
自民党が今後さらに議員数を減らして、政治混乱が続く情勢となりそうな気がします。
政治混乱は、株価にはマイナスですね。
どの政党からでもよいですが、日本を発展させてくれる力強いリーダーが出てきてくれることを期待します。
ただ、それでも長期的には株高を予想していますので、株価が下がれば少しづつ押し目買いをしていこうと考えています。
本日の株価に影響する経済ニュース10選をアップしますので皆さんの投資の参考としてください。
9月10日(火)東京マーケットに効く「経済ニュース10選」
きょう(9/10)の東京は、前日の米株高と国内政局の思惑が交錯。NYダウは9/9に過去最高値を更新、S&P500とナスダックも最高値を再更新。背景は「FRBの利下げ観測再強化(雇用の下方修正で)」「AI・クラウド関連の好材料(オラクルなど)」。一方で明日9/11の米CPI(インフレ指標)というイベント・リスクも間近です。(Reuters Japan)
指標(最新値・前日比・データ時刻)
指標 | 価格 | 前日比 | 変化率 | データ日時 |
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ドル/円(USDJPY) | 147.41円 | +0.19円 | +0.13% | 9/10 09:00頃(前日17:00比) (Wise, Yahoo!ファイナンス) |
日経平均 | 43,459.29 | -184.52 | -0.42% | 9/9 15:15(大引け) (かぶたん) |
NYダウ | 45,711.34 | +0.40% | +0.40% | 9/9 16:00 ET(=9/10 05:00 JST) (AP News) |
ナスダック総合 | 21,879.49 | +0.37% | +0.37% | 9/9 16:00 ET(=9/10 05:00 JST) (AP News) |
日経225先物(大阪・期近) | 43,600 | +40 | +0.09% | 9/10 06:00(夜間終値) (かぶたん) |
相場コメント:米株の最高値更新は、BLSの年次改定で「雇用創出が従来より▲91.1万人少なかった」ことが示され、利下げ観測(今月FOMCで0.25%)が一段と織り込まれたのが追い風。さらにオラクルがクラウド見通しを上方修正し時間外急騰、AI・クラウドの収益期待が再燃しました。ただし、米CPI次第では長期金利が再上昇しハイテク主導の株高に逆風も。東京は総裁選思惑と為替(円相場)の綱引きで、上値・下値ともに振れやすい地合いを想定します。(Reuters Japan)
米国株が好調な理由と持続性の分析
- 好調の主因
① 利下げ観測の再強化:雇用の下方改定(▲91.1万人)で労働市場の減速が確認され、9月FOMCの利下げ観測が一段と台頭。株式の「割引率低下期待」がバリュエーションを支えています。(Reuters Japan)
② AI・クラウドの実需:オラクルがクラウド見通しを大幅引き上げ、時間外で株価急騰。直近はブロードコムの大型AI受注も話題で、生成AI投資サイクルが企業決算に波及。(Reuters Japan)
③ 原油・金利の一服感:足元は原油・長期金利が急騰局面ではなく、テックの支えに。金利は日々揺れるが、総じて「利下げが先に見える」段階。(Reuters Japan) - 持続性(続くのか?)
ベースケース:9/11の米CPIが市場予想から大きくブレなければ、9月利下げ→年内も段階的な緩和の期待が残り、緩やかな上昇基調は継続の公算。(Reuters Japan)
リスク:① CPI上振れで金利再上昇→ハイテク主導の相場に逆風、② 上昇の狭さ(ラッセル2000が冴えず)で地合いが脆くなる懸念、③ 政策(関税・規制)ヘッドライン。(AP News)
日本市場への示唆:半導体・クラウドの恩恵は継続。一方でイベント前後は為替感応度の高い主力にボラ拡大も。イベント通過後の押し目拾い戦略が有効とみます。
国内ニュース(5本)
日付 | 見出し | 要約コメント | 関連企業(日本) | 影響度 |
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9/9 | 自民党総裁選は10/4投開票で最終調整、高市氏が出馬意向・小泉氏ら名乗り | 政策期待(財政・規制・安保)で関連セクターに物色。短期はイベントドリブン、長期は新政権の政策次第。(Reuters Japan) | 大林組(1802)、三菱商事(8058)、三菱UFJ(8306) | ★★★☆☆プラス/マイナス混在 |
9/9 | 2Q・GDP改定値:年率+2.2%へ上方修正 | 個人消費・設備投資の底堅さ確認。内需株のセンチメント改善、賃上げ継続が鍵。(Reuters) | ファーストリテイリング(9983)、コマツ(6301)、JR東日本(9020) | ★★★☆☆プラス |
9/9 | 日経平均、取引時間中初の4万4000円→大引けは反落 | 達成感と円高で利確優勢。中期トレンドは維持も、上ヒゲ形成で短期は値固めへ。(かぶたん) | 東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ソニーG(6758) | ★★★★☆プラス |
9/9 | 工作機械受注(8月):前年同月比+8.1%(6カ月ぶり高水準) | 海外需要の持ち直し。円安一服でも先行指標の改善は製造業に追い風。(Reuters Japan) | DMG森精機(6141)、オークマ(6103)、ファナック(6954) | ★★★☆☆プラス |
9/9 | 対日自動車関税:米国が9/16に引き下げへ | 貿易不確実性が後退。完成車・部品にポジティブ。為替・米需要の動向は要注視。(Al Jazeera) | トヨタ(7203)、スズキ(7269)、デンソー(6902) | ★★★★☆プラス |
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海外ニュース(5本)
日付 | 見出し | 要約コメント | 関連企業(米国) | 影響度 |
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9/9 | S&P500/ナスダック最高値、ダウも最高更新 | 雇用の下方修正で9月利下げ観測が強化、リスク資産に資金流入。バリュ・メガテックともに堅調。(Reuters Japan) | ユナイテッドヘルス(UNH)、JPMorgan(JPM)、アップル(AAPL) | ★★★★☆プラス |
9/9 | 米雇用創出、年次改定で▲91.1万人 | 需要減速を示唆。FRBのハト派化期待を再点火、金利低下期待で株式に追い風。(Reuters Japan) | マイクロソフト(MSFT)、アマゾン(AMZN)、ホームデポ(HD) | ★★★★☆プラス |
9/9 | オラクル、クラウド見通し上方修正で時間外急騰 | 生成AI需要の商用化が本格化。ハイパースケーラーとの提携拡大も評価。(Reuters Japan) | オラクル(ORCL)、マイクロソフト(MSFT)、エヌビディア(NVDA) | ★★★★☆プラス |
9/8 | 中国8月輸出+4.4%に鈍化(対米は大幅減) | グローバル需要の減速感。サプライチェーン依存が高い銘柄は注意も。(Reuters Japan) | アップル(AAPL)、クアルコム(QCOM)、テスラ(TSLA) | ★★☆☆☆マイナス |
9/7 | 今週の米CPIが鍵、FOMC利下げ確率90% | 指標が上振れなら利下げペース鈍化懸念。発表直前・直後のボラ拡大に注意。(Reuters Japan) | ウォルマート(WMT)、プロクター&ギャンブル(PG)、メタ(META) | ★★★☆☆プラス/マイナス混在 |
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投資方針(本日のスタンス)
- 基本戦略:米CPI(9/11)通過まではイベントリスク前の機動対応。押し目の好機は半導体製造装置・クラウド関連中心に、為替は147円台前半〜半ばのレンジで見極め。(みんかぶ)
- 短期:総裁選思惑・為替で内需/政策関連の循環に妙味。米金利のブレ次第でグロースの上下振れに注意。(Reuters Japan)
- 中期:AI/クラウドの実需拡大と国内の設備投資回復をテーマに継続。工作機械や半導体装置へ波及。(Reuters Japan)
推奨(押し目拾い)
- 東京エレクトロン(8035):AI/先端ロジックの装置需要恩恵。イベント通過後の押し目狙い。
- アドバンテスト(6857):高水準のSoC/メモリテスト需要。業績牽引が続く公算。
下落注意(イベント前の値動きに注意)
- 高PERグロースの一角:米金利のぶれでボラ拡大。指数主導の巻き戻しに要警戒。(Reuters Japan)
- 輸出オート一部:関税懸念は後退も、円高方向なら短期で逆風。イベント前はポジション軽めに。
備考(インデックス出典):
- ドル円:足元レート(みんかぶ/Wise等)と前日終値(ヤフー・日銀為替市況)を参照。(Wise, Yahoo!ファイナンス)
- 日経平均大引け・先物夜間:株探/みんかぶ。(かぶたん)
- 米株終値:AP(主要指数の終値一覧)。(AP News)
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の投資行動を勧誘するものではありません。投資判断は自己責任で。
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