昨日の米国市場は上昇しており、本日の日本株も小幅上昇と予想されます。
本日は、ドル相場も安定していますし大きなニュースもなさそうなので大きな変化はないかもしれません。
個人的には、インドに米国の関税が最大50%になることが気になります。
インド株式の投資信託を持っているので、困ります。
ただ、ここで押し目買いををすれば米国の関税が下がったときに爆上げの可能性があるかも!!
本日の株価に影響する経済ニュース10選を下にアップしますので
皆さんの投資の参考としてください。
8月27日 東京マーケットに影響する経済ニュース10選(国内5・海外5)
主要指標(最新)
指標 | 値 | 前日比(率) | 時刻(JST) | 参考リンク |
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ドル/円 | 147.35–147.42 | ▲0.31円(▲0.21%)* | 8/27 07:00 | 共同通信 為替相場(7時) / NY外為 26日 |
日経平均 | 42,394.40 | ▲413.42(▲0.97%) | 8/26 15:31 | 共同通信:東京株式 26日終値 |
NYダウ | 45,418.07 | +135.60(+0.30%) | 8/27 朝(終値) | ロイター NY市場サマリー |
ナスダック総合 | 21,544.27 | +94.97(+0.44%) | 8/27 06:15 | Yahoo!ファイナンス ^IXIC |
日経225先物(夜間) | 42,340 | +40(+0.09%) | 8/26 22:00 | 株探 22:00速報 |
* 前日比率は共同通信「NY外為」(前日比31銭の円高)と7:00時点のレンジ情報を併用し算出。
相場コメント:米株はFRB独立性に対する思惑がくすぶるなかでも半導体・ヘルスケア主導で反発。対照的に東京は前日、クックFRB理事の解任報道を受けた円高進行で輸出系が重く、日経は3日ぶり反落。足元のドル円は147円前半で、為替当局のけん制発言もあり上値が重い展開。先物は夜間で小反発し、朝方のセンチメントはやや改善。今日の東京は「為替の頭打ち+米株上昇」で自律反発を試しつつも、政策・貿易リスク(米→印50%関税)を織り込むディフェンシブ寄りの地合いを想定。米株反発・為替・原油・中国株動向が短期の板の重さ/軽さを左右しそうです。(Reuters Japan, 沖縄タイムス+プラス, 株探)
国内ニュース(日本の最新5本)
日付 | 見出し | 要点(東京市場への示唆) | 影響度 | 関連上場企業(コード) | リンク |
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8/26 | 加藤財務相「為替の動きは国民生活に影響、憂慮」 | 当局の「口先介入」強化で過度な円安・円高を牽制。短期的にドル円上値抑制→輸出主力には逆風、内需/輸入コスト面は支援。 | ★★★マイナス | トヨタ(7203)、ソニーG(6758)、任天堂(7974) | ロイター |
8/26 | 7月企業向けサービス価格、前年比+2.9% | 物流/広告/宿泊などの価格上昇。賃上げと価格転嫁の進捗を示唆。コスト高は一部小売に逆風も、値付け力の高い企業は堅調。 | ★★マイナス | セブン&アイ(3382)、キリンHD(2503) | ロイター |
8/26 | 2026年度概算要求、国債費32.3兆円で過去最大 | 金利上昇局面の国債費増で財政余地が狭まる懸念。公共投資や成長投資の選別色が強まる可能性。金利感応度の高い業種は注意。 | ★★★マイナス | 三菱UFJ(8306)、野村HD(8604)、大和証券G(8601) | ロイター |
8/21–27 | ガソリン補助金(定額引下げ支給単価)更新 | 家計の可処分支援・物流コスト緩和に寄与。消費関連や陸運にプラス。一方、元売のマージン面は中立~軽い逆風。 | ★★プラス | ヤマトHD(9064)、NXHD(9147)、出光興産(5019) | 資源エネ庁 |
8/26 | TOPPAN子会社テクセンド、年内上場で時価総額3000億円目標(関係者) | 需給環境に配慮した大型IPO観測。国内IPO市況の底上げや印刷・DX関連の再評価につながる可能性。 | ★★プラス | TOPPAN(7911)、SBI(8473) | ロイター |
主な出典:為替・物価・財政・エネルギー補助・IPO動向は上記各リンク参照。(Reuters Japan, 燃料油価格定額引下げ措置)
海外ニュース(海外の最新5本)
日付 | 見出し | 要点(東京市場への示唆) | 影響度 | 関連上場企業(米/ティッカー) | リンク |
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8/26(米) | 米株反発、NVDA・LLYなど買い戻し優勢/FRB独立性懸念は継続 | 金利・政策不確実性は残るが、ハイテク/ヘルスケア中心にリスク回復。東京の半導体・医薬にも支援材料。 | ★★★プラス | NVIDIA(NVDA)、Eli Lilly(LLY)、Apple(AAPL) | ロイター |
8/26(米) | 8月CB消費者信頼感指数 97.4へ低下 | 雇用・所得見通しが慎重化。年末消費の減速懸念が残る一方、利下げ観測を補強し金利低下なら株式に中立。 | ★★マイナス | Walmart(WMT)、Home Depot(HD)、Amazon(AMZN) | ロイター要旨/Newsweek日本版 |
8/27適用(米→印) | 米、インド全輸入に25%追加で関税率最大50%に | サプライチェーンの再配置加速。繊維・アパレル・一部電子部品のコスト上昇リスク。貿易摩擦再燃はグローバル株の波乱要因。 | ★★★マイナス | Apple(AAPL)、Nike(NKE)、Qualcomm(QCOM) | ロイター |
8/26(米商品) | 原油先物 小反落、前日の2%高後に利益確定 | 供給不安の相場支えは継続も、足元は一服。日本の輸入インフレ圧力はやや緩和要因。 | ★★プラス | Exxon Mobil(XOM)、Chevron(CVX)、Halliburton(HAL) | ロイター NY市場サマリー(商品) |
8/26(中) | 中国株、上海総合が10年ぶり高値更新 | 消費関連に物色シフト。アジア株のリスク選好改善→日本の中国関連(機械・商社・観光)に波及期待。 | ★★プラス | Apple(AAPL)、Tesla(TSLA)、Qualcomm(QCOM) | ロイター |
主な出典:各行のリンク参照。米株・商品サマリー、消費者信頼感、対印関税、中国株高の各記事を反映。(Reuters Japan, ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト)
投資方針(本日のスタンス)
- 基本方針:為替は147円前半で上値が重く、政府・当局のけん制も意識。米株は反発も、FRB人事・独立性を巡る不透明感、米→印50%関税という新たな外部ショックが残ります。
東京は 「内需ディフェンシブ+為替感応度の低い成長株」 を軸に、輸出主力は戻り売りと押し目拾いを併用する守り寄りの配分を推奨。(Reuters Japan)
区分 | 銘柄(コード) | コメント |
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推奨 | KDDI(9433) / NTT(9432) | 円高地合いでも相対的に業績のブレが小さく、増配・自社株買いの継続期待。金利・為替イベントに強い内需ディフェンシブ。 |
押し目狙い | セブン&アイ(3382) | 物価高局面でも価格転嫁とPBで粗利を確保。ガソリン補助金持続は実質可処分の下支えに。(燃料油価格定額引下げ措置) |
下落注意 | トヨタ(7203) / ファナック(6954) | 円高警戒と米印関税によるサプライチェーン不確実性で、短期は為替ヘッドウインドが残存。(Reuters Japan) |
備考(ソースの時刻・更新)
- 為替:8/27 07:00時点レンジ(共同通信)、**8/27朝(NY外為記事)**の前日比表現を併用。(Reuters Japan, 沖縄タイムス+プラス)
- 日経平均:8/26大引け(共同通信/Yahoo!)。(沖縄タイムス+プラス, Yahoo!ファイナンス)
- NYダウ/ナスダック:8/26(現地)終値ベース(ロイター/Yahoo!)。(Reuters Japan, Yahoo!ファイナンス)
- 日経先物(夜間):8/26 22:00時点速報(株探)。(株探)
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