日経平均が、昨日は308円高の42828円となり安定して上昇してきています。
米国では、NVIDIAの決算発表があり”第2・四半期の売上高が56%増加する”と大幅売り上げ増ですが、市場の期待に届かず、株価は‐0.8%の下落とのことです。
業績が良くても、すでに株価が上がりすぎていると下落してしまうのですね。
下落と言え、ほぼ変化なしなのですぐに暴落が起きるということではないと思いますが、だんだんとイケイケ相場が終わりそうな雰囲気が漂っていますね。
状況を見極めながら落ち着いて売買をした方がよさそうですね。
私は、下落したら優良株を押し目買いするスタンスで様子見の状況です。
本日の経済ニュース10選を下にアップしますので、皆さんの投資の参考としてください。
2025年8月29日(金)東京マーケットに効く「本日の経済ニュース10選」—(NVDA決算&自民党総裁選“前倒し”)
(※本稿は8/29朝時点の公表値・報道ベースで作成)
指標(直近値)
指標 | 現在値 | 前日比 | 増減率 | データ時刻(JST) | 出典 |
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ドル/円 | 146.91〜147.01 | ▲0.44円 | -0.30% | 08/29 06:45 | 共同通信(福島民友) |
日経平均 | 42,828.79 | +308.52 | +0.73% | 08/28 15:00 | 株探 市況 |
NYダウ | 45,636.90 | +71.67 | +0.16% | 08/29 05:00 | ロイター日本語 |
ナスダック総合 | 21,705.16 | +115.01 | +0.53% | 08/29 05:00 | ロイター日本語 |
日経225先物(夜間) | 42,900 | ▲30 | -0.07% | 08/29 06:00 | 株探 夜間終値 |
相場コメント
NVDAの決算は売上・見通しとも上振れながらも中国向けの不透明さを嫌気し時間外は軟調。一方、米株はダウ/S&Pが最高値で、AI投資の底堅さは維持。東京はAIサプライチェーンの押し目拾いと、自民党総裁選“前倒し”観測に絡む政策関連の物色が交錯する一日。為替は147円前後で円高気味、先物は小反落のスタートで個別勝負の地合い。
国内ニュース(日本/過去3日以内)
見出し | 概要/コメント | 影響度 | 関連企業(コード) | 出典 |
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自民党:総裁選“前倒し”へ手続き前進(賛成議員名を公表方針) | 選管委で前倒し要求の氏名公表・記名提出の運用が決定。政局イベントが**政策期待(通信・防衛・地方インフラ等)**に波及し、短期物色を誘発。金利・財政議論がテーマ継続。 | ⭐⭐⭐⭐プラス寄り(政策思惑) | NTT(9432)・三菱重工(7011)・大成建設(1801) | FNNプライムオンライン |
東京CPI(8月):コア前年比2.5%(速報) | 物価伸びは鈍化方向。急な追加引き締め観測は後退しやすく、内需・REIT等の金利敏感に支援。円高圧力は一部外需に中立。 | ⭐⭐⭐プラス(金利抑制観測) | 日本ビルファンド(8951)・イオン(8267)・セブン&アイ(3382) | Investing.com日本語 |
赤沢再生相、対米交渉の“訪米取りやめ” | 事務的論点残り大統領令発出見通し立たず。自動車関税・対米投資の最終合意が読みにくく、自動車・商社はヘッドライン次第で振れやすい。 | ⭐⭐⭐⭐中立(不透明感) | トヨタ(7203)・日産(7201)・三菱商事(8058) | ロイター日本語 |
日経平均:ハイテク主導で続伸(前日+0.73%) | NVDA関連の需給思惑と円高一服で半導体・オートメに買い。イベント前の物色回転は続く見立て。 | ⭐⭐⭐プラス | 東京エレクトロン(8035)・アドバンテスト(6857)・キーエンス(6861) | 株探 市況 |
東京外為:ドル/円147円前半 | 米利下げ観測強化で短期金利低下、ドルは上値重い。外需採算は中立〜マイナスだが、輸入コストは軽減。 | ⭐⭐中立 | 任天堂(7974)・コマツ(6301)・JAL(9201) | ロイター日本語 |
海外ニュース(米国中心/過去3日以内)
見出し | 概要/コメント | 影響度 | 関連企業(ティッカー) | 出典 |
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NVIDIA決算:売上/見通し上振れ、対中不確実性で株は時間外軟調 | 5–7月売上**$46.74B**、8–10月売上見通し**$54B±2%と市場予想超え**。ただデータセンターが僅差で未達との指摘と中国向けH20不透明で時間外は軟化。テーマは継続も期待ハードル高でボラ拡大に注意。 | ⭐⭐⭐⭐⭐中立〜プラス | NVDA・AVGO・AMD | ロイター日本語 |
米株:ダウ/S&P最高値更新、AI関連が相場牽引 | NVDAの内容がAI投資継続を再確認、指数は最高値更新。日本の半導体装置・DC周辺に波及。 | ⭐⭐⭐⭐プラス | AAPL・AMZN・GOOGL | ロイター日本語 |
米Q2実質GDP改定:年率+3.3%に上方修正 | 個人消費・設備投資が上振れ、景気の粘り強さを確認。早期大幅利下げ観測は後退しやすいが、外需には追い風。 | ⭐⭐⭐⭐プラス | CAT・DE・JPM | ロイター日本語 |
米週間新規失業保険申請:22.9万件(前週比▲5千) | 労働市場の粘りを示す水準。ソフトランディング期待維持で消費・景気敏感に安心感。 | ⭐⭐⭐プラス | WMT・HD・COST | ロイター日本語 |
NY市場サマリー:ドル安・米債まちまち、も9月利下げ観測強まる | ウィリアムズ総裁発言で利下げ観測が強まりドル指数低下。長期金利頭打ちはグロース/REITに追い風。 | ⭐⭐⭐プラス | MSFT・AMT・PLD | ロイター日本語 |
本日の投資方針(東京)
方針 | 推奨・注意銘柄(簡易コメント) |
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コア:AI供給網の押し目拾い。NVDAのガイダンス上振れは中長期テーマ継続の確認。調整は装置・検査・高付加価値半導体部材の拾い場。 | 推奨:東京エレクトロン(8035)、キーエンス(6861)…データセンター投資継続で受注底堅い。段階買いで。 |
イベント:自民総裁選“前倒し”思惑の短期回転。通信料金/防衛/地方インフラの政策ベータを機動的に。 | 妙味:NTT(9432)…IOWN/生成AI&料金政策思惑。三菱重工(7011)…防衛・エネ政策の両輪。 |
金利:概算要求で国債費過去最大&想定金利2.6%。長期金利の上振れには要警戒。 | 注意:一部不動産・高配当の金利敏感は戻り売り管理。自動車(7203/7201)は対米関税ヘッドライン次第で振れやすい。 |
免責:本記事は情報提供であり、投資勧誘ではありません。最終判断はご自身で。各ニュースの詳細・更新はリンク先をご確認ください。
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