7月31日 株価に影響する経済ニュース10選!! FOMC利下げ見送りで円安進行149円台!!

2025年7月31日日経株価に影響する経済ニュース10選 投資実践
2025年7月31日日経株価に影響する経済ニュース10選

昨夜FOMCの会合があり金利据え置きが決まりました。
日米金利差が縮まらないということで149円台まで円安が進んでいます。
日銀会合がありますが、今回も金利据え置きが予想されていますので、この円安傾向は続くのかと考えられます。
日経株価も緩やかな上昇が考えられます。
8月1日きちんと日米貿易関税15%が履行されるかが気になるところですね。
もし、履行されないとなると、、、
とりあえずここで日経40000円台の下固めをして年末に向けて45000円オーバーを期待します。

下に本日の株価に影響する経済ニュース10選をアップしますので、皆さんの投資の参考としてください。

7月31日 株価に影響する経済ニュース10選

―FOMC 5 会合連続据え置き、ハト派ディセンター出現の波紋―

昨夜(米東部時間 7 月 30 日)閉会した FOMC は FF レート4.25–4.50%を据え置き(賛成 9 対 2)。ボウマン副議長とウォラー理事というハト派 2 名が「0.25%利下げ」を主張する異例の反対票を投じ、2023 年 3 月以来の “dissent” が生まれました。
パウエル議長は会見で「9 月利下げは時期尚早」と強調しつつも、声明では「リスクはおおむね均衡」と語調を柔らげる巧みなバランス運営。結果、米長期金利は小幅上昇、ドル円は 149 円台へ。ハイテクを中心にナスダックは反発したものの、景気敏感株が売られダウは 3 日続落となりました。これを受けた東京市場は BOJ 会合と決算ラッシュを前に様子見基調が続いています。(Reuters Japan, Reuters Japan)


本日の主要指標

指標終値前日比前日比(%)更新日時 (JST)
ドル/円149.50+0.98+0.667/31 06:30 (NY)
日経平均40,654.70-19.85-0.057/30 15:15
NYダウ44,461.28-171.71-0.387/31 06:16
ナスダック21,129.67+31.38+0.157/31 06:16
日経先物 (CME円建て)40,640+70+0.177/31 06:26
データ出典:ロイター、Yahoo!ファイナンス(Reuters Japan, 株探, Yahoo!ファイナンス, 株探)

相場所感
FOMC 後も「高金利長期化」を織り込みつつ、米国は年内 1~2 回の利下げシナリオがなお残存。外為市場はドル高優勢で、150 円の心理的節目が射程圏。国内は今晩の日銀会合結果と決算発表(トヨタ・ソニー)待ちの“助走相場”です。


国内ニュース(5 本)

見出し概要関連銘柄(コード)影響度★/±
日銀、年内利上げの可能性も — 関税交渉妥結で不確実性後退米国との関税合意で輸入インフレ懸念が後退し、12 月追加利上げ観測が台頭。8316 三井住友FG/8411 みずほFG/8750 第一生命★★★★☆/-
6 月鉱工業生産速報は前月比▲0.7%の予想自動車減産が響き 3 か月ぶりマイナス見通し。半導体は底堅い。7203 トヨタ/7267 ホンダ/6501 日立★★★☆☆/-
日経平均 4 日続落、イベント前で方向感乏しく19 円安の 40,654 円。値幅は 100 円と極小、循環物色が続く。9983 ファストリ/8035 東エレ/6861 キーエンス★★☆☆☆/±
住友ファーマ 16%高、目標株価引き上げが追い風外資系証券の強気レポートをきっかけに医薬株高が波及。4506 住友ファ/4519 中外薬/4568 第一三共★★☆☆☆/+
ドル円 148 円台後半で調整、材料待ちFOMC・日銀会合を前に持ち高を縮小する動き。7201 日産/6758 ソニー/6502 東芝★★☆☆☆/±

海外ニュース(5 本)

見出し概要関連銘柄(ティッカー)影響度★/±
FOMC、5 会合連続据え置き タカ派 2 名が利下げ主張9 対 2 で据え置き決定。年内 2 回の利下げ観測が再燃。JPM/BAC/GS★★★★★/-
NY 外為市場:ドル全面高、149.29 円で年初来高値パウエル発言をタカ派と解釈しドル買い優勢。AXP/CAT/KO★★★★☆/+
ダウ・S&P 続落、ナスダック小幅高金利上昇で景気敏感株売り、ハイテクは底堅い。MSFT/AAPL/AMZN★★★☆☆/-
米 ADP 民間雇用 +10.4 万人、予想上回る労働市場の底堅さ確認で長期金利が上昇。WMT/HD/LOW★★★☆☆/+
日米関税合意、林官房長官が大統領令の早期発出要請8/1 発動期限を前に履行を求める。F/GM/CAT★★☆☆☆/+

投資方針

FOMC によって 「高金利長期化*ドル高」基調が再確認されました。日銀がタカ派トーンを強めても、利上げ幅は小刻みとみられ、円安圧力の逆流は限定的と判断します。国内株は決算勝負の局面ですが、円安メリットと好決算が両立する銘柄は押し目買い好機。半面、自動車など関税リスクを抱える銘柄は注意が必要です。

今週の注目・推奨

区分銘柄コメント
強気8035 東京エレクトロンメモリ価格底入れで受注回復、円安で通期上振れ余地。
強気9984 ソフトバンクGAI 投資の含み益期待、下値は 9,000 円付近で堅い。
警戒7203 トヨタ自動車米 25%自動車関税が決算リスクに。輸出採算に注意。

本記事は情報提供を目的としたものであり、売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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