昨日は、日経が400円近く下げ44550円と下げ基調を強めています。
米国ダウは、4日連続続伸に対して日経は弱気な相場状況となっています。
要因を考えると、
①日経平均のPERは18倍程度と高値圏
②日銀の利上げ圧力(利上げはほぼ確定、いつ利上げするかが焦点)
③自民党総裁選で小泉さんが優勢な状況
大きいのが、高市さんのバラマキ政策期待で株価が上昇していたのが、小泉さん優勢となり利確売りが優勢になっていると思います。
今後、日経が上昇するとしたら、日銀利上げ10月見送りして年末ぐらいまで利上げしないような発言があること。
高市さんが総裁になる。
かな?
本日、内田日銀副総裁の講演があるということなので、ここで利上げが匂わされると一気に日経下落の可能性があります。
逆にすぐに利上げがなさそうとなると上昇の可能性大です。
結構重要です。
でも、高市さんが首相になると日本で初めての女性首相となると思うのですが、その辺の女性躍進アピールをされないですね。
女性活用を前面に出すと表が稼げると思うのですが、自民党は女性登用に消極的なのでしょうか?
個人的には、国には国際削減して財政バランスを正常化してほしいという考えなので、高市さんがなると国債発行が増えそうで心配です。
小泉さんは、ちょっとまだ実力不足な面がうかがえるので、次期の首相になるのがいいのかな~。
他の人は、ちょっと迫力に欠けていかな。
なんか本命の人がおらず、しばらく短命の首相が続く可能性がありますね。
政治が安定しないと株価は下落するので、ちょっとやな感じがしています。
まあ、小泉さんが首相になって、失敗もされると思いますが、突破力で新しい風を吹き込み、何とか長期政権を作ってもらう。
これが、一番いいシナリオかと思います。
とはいえ、自称個人投資家としては、株価下落に備えて持ち株の選定、入れ替えを実施中です。
下に、本日の市場に影響する経済ニュースをピックアップしましたので、皆さんの投資の参考としてください。
お待たせしました。10月2日(木)版「東京マーケットに影響する経済ニュース10選」を、指定のGFMパイプ表フォーマットで完成しました(コードブロック未使用/セル内改行はのみ/列数統一/影響度は★+プラス/マイナスを同一セルに記載/全リンクは日本語・会員登録不要)。
10月2日 東京マーケット概況(主要指標と相場コメント)
データは原則、直近終値または本日早朝時点。増減率は前日(米は10/1現地、日経は10/1終値、為替は10/1NY終盤)比。
指標 | 値 | 前日比 | 増減率 | データ日時(JST) | コメント・出典 |
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ドル/円 | 147.07 | -0.89 | -0.60% | 10/2 06:00頃 | 9月ADP弱くドル安・米利下げ織り込み強化。終盤のドル/円0.6%安との報道に整合。出典:ロイターNY市場サマリー(10/1) (Reuters Japan) |
日経平均 | 44,550.85 | -381.78 | -0.85% | 10/1 15:00 | 4日続落。短観は悪くないが需給とイベント警戒。出典:Yahoo!ファイナンス時系列、株探サマリー (Yahoo!ファイナンス) |
NYダウ | 46,441.10 | +43.21 | +0.09% | 10/2 05:00 | 政府一部閉鎖下でも4日続伸・最高値更新。出典:AP/ロイター/株探市況 (AP News) |
ナスダック総合 | 22,755.16 | +95.15 | +0.42% | 10/2 05:00 | 金利低下追い風でハイテク高。出典:株探米国株、AP (株探) |
日経先物(CME) | 44,825 | +285 | +0.64% | 10/2 05:00頃 | シカゴCME清算値。米株高・円高一服で反発示唆。出典:株探市況(CME225) (株探) |
今後の主なイベント(予想と株式市場への影響)
日付(JST) | イベント | 予想/シナリオ | 市場インパクト(重要度) | コメント・出典 |
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10/4 | 自民党総裁選 投開票 | 小泉氏先行・高市氏追う。決選投票公算。財政規律/成長投資のバランス型が本線 | ★★★★☆ | 相場のテーマ再編・内需セクターに資金シフト余地。出典:毎日/ロイター/党公式スケジュール (毎日新聞) |
10/上旬 | 米政府「つなぎ予算」協議 | 上院で再否決・閉鎖継続リスク。短期合意は不透明 | ★★★★★ | データ公表停止で不確実性上昇、VIX上振れリスク。出典:ロイター日本語/毎日 (Reuters Japan) |
10/上旬 | 米雇用統計(公表延期) | 閉鎖でBLS統計停止、ADPなど代替指標に依存 | ★★★★☆ | 金利低下→グロース支援/金融は重い。出典:ロイター(債券・ADP) (Reuters Japan) |
10/中旬 | 米企業決算開始 | ハイテク堅調/製造業はマチマチ | ★★★★☆ | ガイダンス次第で半導体・AI関連の物色継続。出典:各社決算見通し報道(概況) (Reuters Japan) |
10/29-30 | 日銀金融政策決定会合 | 据え置き軸も、タカ派分裂で利上げ思惑残る | ★★★★☆ | 円のボラ上昇→外需主力は為替感応度に注意。出典:ロイター(利上げ観測/短観) (Reuters Japan) |
国内ニュース(5本)
見出し | 概要 | 関連上場企業(日本) | 影響度 | 出典(日本語) |
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自民総裁選、小泉氏先行・高市氏追う | 党員・議員票動向で小泉氏が先行、高市氏が追随。決選投票の公算大。市場は「大きな政策乖離は小さめ」とみる声も。 | 三菱UFJFG(8306)、NTT(9432)、トヨタ(7203) | ★★★★☆プラス | 毎日「小泉氏先行」/ロイター「影響は限定的も動意余地」 (毎日新聞) |
小泉氏「政府と日銀は二輪の車」 | 経済運営で政府と日銀の連携を強調。政策整合性が意識され金利・為替のボラ低下期待。 | みずほFG(8411)、大成建設(1801)、関西電力(9503) | ★★★☆☆プラス | ロイター(10/1インタビュー要旨) (Reuters) |
日銀短観9月:大企業製造業DI +14で2期連続改善 | 設備投資計画は概ね予想並み。景況底堅い一方、早期利上げ観測は強まらず。 | 日立(6501)、三菱商事(8058)、ソニーG(6758) | ★★★☆☆プラス | ロイター/日銀公表ページ (Reuters Japan) |
国債利回り1.64%へ低下、先物反発 | 短観は想定内で利上げ前倒し観測後退。長期金利低下はバリュエーションを下支え。 | 三井住友FG(8316)、オリックス(8591)、NTTドコモ(9437) | ★★☆☆☆プラス | ロイター「マーケットアイ 金利」 (Reuters Japan) |
日銀ETF売却方針を巡る与野党発言 | 日銀のETF売却は長期漸進が本線との見方。市場撹乱回避を前提。 | 野村HD(8604)、大和証券G(8601)、東証REIT指数連動銘柄 | ★★☆☆☆マイナス | ロイター(与党発言/売却方針報道) (Reuters Japan) |
海外ニュース(5本)
見出し | 概要 | 関連上場企業(米) | 影響度 | 出典(日本語) |
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米連邦政府が一部閉鎖、つなぎ予算再否決 | 上院で与野党案が相次ぎ否決。統計発表停止や行政機能縮小が発生、景気・市場の不確実性が上昇。 | JPMorgan(JPM)、United Airlines(UAL)、Caterpillar(CAT) | ★★★★★マイナス | ロイター日本語(閉鎖開始/再否決)・毎日 (Reuters Japan) |
米ADP民間雇用、9月は3.2万人減 | 2023年3月以来の落ち込み。債券利回り低下・ドル安、株にはネットで支援。 | Microsoft(MSFT)、Apple(AAPL)、Amazon(AMZN) | ★★★★☆プラス | ロイター日本語(ADP速報/債券) (Reuters Japan) |
SECが職員の9割強を一時帰休 | 行政閉鎖の影響が金融規制当局にも波及。IPO審査や開示レビューの遅延懸念。 | Goldman Sachs(GS)、Nasdaq(NDAQ)、NYSE:ICE(ICE) | ★★★☆☆マイナス | ロイター日本語(SEC対応) (Reuters Japan) |
インテル、AMDを受託生産の顧客に? | IFSがAMDと初期協議との報。先端ロジックの外部委託拡大観測で半導体セクターに波及。 | Intel(INTC)、AMD(AMD)、TSMC(TSM) | ★★★★☆プラス | ロイター日本語(半導体) (Reuters Japan) |
米株は4日続伸、ダウ・S&P最高値 | 金利低下とハイテク高でリスク選好回復。政府閉鎖下でも強さ維持。 | NVIDIA(NVDA)、Meta(META)、Alphabet(GOOGL) | ★★★★☆プラス | AP/ロイター市況(10/1) (AP News) |
特集① 自民党総裁選の最新状況と日本株への影響(小泉氏/高市氏)
候補 | 最新情勢 | 主な政策ニュアンス | 日本株への影響シナリオ | 影響度 | 出典 |
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小泉進次郎氏 | 各種調査で先行、決選投票の軸に | 成長投資と財政規律の両立、政府・日銀の一体運営を強調 | 規律面の安心感で金利上昇圧力は限定。内需ディフェンシブ(通信・電力・建設)に安心感、円安一服なら外需の利益目減りに注意 | ★★★★☆ | 毎日・ロイター(発言要旨/情勢) (毎日新聞) |
高市早苗氏 | 追い上げ。安保・経済安保で明確 | 供給力強化、半導体・防衛・エネルギー投資を前面 | 政策ドライブが効けば半導体材料・防衛・電力投資関連が物色。財政拡張色が強まると超長期金利は上振れも | ★★★★☆ | ロイターの相場論点(影響は限定的との見方も) (Reuters Japan) |
※総括:どちらのケースでも「急激な政策転換」は織り込み薄で、日本株全体の方向性は外部(米金利・為替・米企業決算)により左右。個別テーマは高市氏=経済安保・供給網、小泉氏=内需回復・グリーン/子育て支援のトーンが意識されやすい。 (Reuters Japan)
特集② 米国「つなぎ予算(CR)」の最新状況と米株への影響
事象 | 現状 | 市場メカニズム | 日本株への波及 | 影響度 | 出典 |
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政府一部閉鎖の開始 | 上院が与野党案を再否決、閉鎖入り。統計・行政機能の停止拡大 | データ欠落→金利ボラ上昇→ドル安/リスク資産に短期的追い風も、中長期は政策不確実性がプレミアムに | 外需主力は為替効果△、内需ディフェンシブ・高配当へ資金シフト余地 | ★★★★★ | ロイター日本語/毎日 (Reuters Japan) |
ADP急減少と金利低下 | ADP-3.2万人、利回り低下で株は上昇 | 成長株にプラス、金融・保険はマージン圧力 | 日本のハイテク/半導体に追い風、銀行はやや重い | ★★★★☆ | ロイター日本語(ADP/債券) (Reuters Japan) |
規制の停滞 | SECの一時帰休でIPO・審査に遅延懸念 | 取引所/ブローカーの収益機会減少懸念 | 日本の新興IPOセンチメントには中立〜ややマイナス | ★★☆☆☆ | ロイター日本語(SEC) (Reuters Japan) |
今日の相場コメント(総括)
- 為替:ドル/円は147円前後へ。**「米弱い雇用+閉鎖で利下げ織り込み↑」**が背景。外需主力はやや逆風だが、グロースに資金回帰の余地。 (Reuters Japan)
- 株式:米株は4日続伸で最高値更新、先物も底堅い。東京は総裁選と日銀会合までの「イベント待ち」で個別物色中心に。短観は底堅さを確認。 (AP News)
国内記事テーブル(再掲:5本)
海外記事テーブル(再掲:5本)
指標・ニュースの相場影響まとめ(短評)
- 日本株:総裁選は方向性の極端な変化は小さいとの見方が優勢。イベント通過までは内需ディフェンシブ+選挙関連の政策テーマが相対強い地合い。 (Reuters Japan)
- 為替/金利:米金利低下→ドル安が鍵。円高バイアスなら外需は上値が重く、グロース/ディフェンシブへ物色回帰。 (Reuters Japan)
- 海外:米政府閉鎖は短期リスクだが、金利低下で米株は底堅い。ボラ拡大には注意。 (Reuters Japan)
投資方針(本日の提案)
- 基本スタンス:イベント集中(総裁選・米政府閉鎖・日銀会合)に伴うボラ拡大局面での押し目拾い。
- 戦術:①内需ディフェンシブ(通信・電力・建設)を軸に守りを固めつつ、
②半導体サプライチェーンはテーマ継続の押し目狙い、
③銀行は金利低下局面の戻り売り/比率コントロール。
推奨(中小型)
銘柄 | 理由(簡潔) |
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日本情報クリエイト(4054) | 住宅・不動産DXのストック収益型。金利変動の影響が相対的に小さく、内需ディフェンシブの一角。 |
バリューHR(6078) | 健康管理プラットフォームのSaaSモデル。政策テーマ(少子化・医療効率化)とも親和。 |
ユビテック(6662) | センサー×AIの省エネ・見守り領域。電力投資/省エネ需要の追い風。 |
下落注意
銘柄 | 警戒理由 |
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大手メガバンク(例:三菱UFJFG 8306) | 米金利低下・円高バイアスで利ざや圧迫観測。イベント通過までの上値重さに注意。 |
自動車大手(例:トヨタ 7203) | 円高進行時の利益感応度が高い。為替ボラ拡大局面では短期調整リスク。 |
※本記事は情報提供を目的としたもので、投資勧誘ではありません。最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
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