8月12日 本日の株価に影響する経済ニュース10選!! 日経平均は42000円を越えるでしょうか?!

2025年8月12日日経株価に影響する経済ニュース10選 投資実践
2025年8月12日日経株価に影響する経済ニュース10選

今週の日本はお盆の週となり夏休み気分です。
先週は日経平均も上昇基調で42000円を一時越えましたが、結局は41820円で終えて越えることができませんでした。
ドル円相場も148円台の円安傾向で先物も42200円台となっており、42000円を越えることが期待できます。
本日の開始は42000円を越えて始まると思いますが、この勢いが継続されて終値でも42000円を越えるかが焦点になります。
42000円を越えて終わると市場はかなり強いという認識となり、近々45000円越が期待できる相場となりそうです。

ただ、米国株価は下げ基調なのが懸念材料となります。
私としては、日銀の利上げ発表までは日経平均は上昇すると見込んでおり、株価が下げたら押し目買いをするというスタンスで臨んでいます。

下に本日の株価に影響する経済ニュース10選をアップしますので、皆さんの投資の参考となればと思います。

8月12日(火)東京マーケットに影響する経済ニュース10選(表崩れ修正済)

米株は前日(米国8/11)に反落。一方、CME円建て日経先物は4万2,000円台を維持しており、寄り付きは強含みの公算です。ドル/円は148円台へと円安方向にじり上がり、輸出株の下支えが期待されます。今夜の米7月CPI発表を控え、**「先物は強いが現物はイベント待ち」**の展開を想定します。CPIが予想並み〜下振れなら4万2,000円台の定着、上振れなら上値を抑えられるシナリオです。(みんかぶ, Reuters Japan)


きょうの主要指標(JST・増減率付き)

指標現在値前日比増減率時点(JST)出所
ドル/円148.11+0.40+0.27%06:30Yahoo/Investing(参考) (Yahoo!ファイナンス, ヤフーファイナンス)
日経平均(現物)41,820.48+761.33+1.85%8/8 15:15Yahoo!ファイナンス (Yahoo!ファイナンス)
NYダウ43,975.09-200.52-0.45%8/12 06:30頃ロイター日本語 (Reuters Japan)
ナスダック総合21,385.40-64.62-0.30%8/12 06:30頃ロイター日本語 (Reuters Japan)
日経225先物(CME円建て)42,330+510+1.21%04:16みんかぶ/Yahooニュース (みんかぶ, Yahoo!ファイナンス)

※為替は刻々と変動します。%は各出所の直近データに基づく概算です。


国内ニュース(日本株に直接影響)

見出し概要・リンク関連銘柄(コード)影響度★ / ±
日銀「年内に様子見解除も」主な意見7/30-31会合の「主な意見」。米関税の影響を見極めつつも、物価見通しの確度次第で年内の様子見解除に言及。ただし現状は政策据え置き。→ 記事(ロイター日本語)8306 三菱UFJ / 8316 三井住友FG / 8411 みずほFG★★★☆☆+
景気動向指数(6月速報)一致指数などが持ち直し。内需・設備投資の底堅さを示唆。→ 統計(内閣府)8035 東エレ / 7735 SCREEN / 6920 レーザーテック★★★☆☆+
経常収支:6月は1兆3,482億円の黒字(予想やや下回る)第二次所得収支の赤字拡大で黒字幅縮小。為替の下支えは続くがインパクトは小さめ。→ 記事(ロイター) / 財務省資料8058 三菱商事 / 8031 三井物産 / 9101 日本郵船★★☆☆☆+
トヨタが通期見通しを下方修正米関税の影響などで営業益見通しを3.8兆円→3.2兆円に引き下げ。国内新工場計画も表明。→ 記事(ロイター)7203 トヨタ / 6902 デンソー / 7201 日産★★★★☆-
米の**相互関税(日本15%)**発動日本向けは15%。自動車など供給網への影響に警戒。→ 記事(ロイター) / 情報BOX7201 日産 / 7267 ホンダ / 7203 トヨタ★★★★☆-

海外ニュース(外部環境・米株/商品)

見出し概要・リンク関連銘柄(米ティッカー)影響度★ / ±
米株は反落、CPIと通商動向を警戒ダウ/ナスダックとも下落。インフレ指標控え手控えムード。→ 記事(ロイター)NVDA / AAPL / MSFT★★★☆☆-
今夜の米7月CPI:コア+0.3%月次予想利下げ観測の織り込みを左右。下振れなら株・円安追い風、上振れなら金利上昇リスク。→ 記事(ロイター)JPM / WMT / AMZN★★★★☆+/-
原油は続落基調米ロ会談思惑や需要不安で弱含み。エネルギー株の重石。→ 記事(ロイター日本語)XOM / CVX / OXY★★★☆☆-
米長期金利、入札低調で上昇気味10・30年債入札の不調余韻。金利上昇はグロースに逆風。→ 記事(ロイター) / 記事(ロイター)TSLA / META / GOOGL★★★☆☆-
中国の7月CPI横ばい・PPIは**-3.6%**需要の弱さとデフレ懸念が継続。世界景気敏感株に影響。→ 記事(ロイター日本語)CAT / AAPL / BABA★★☆☆☆-

円安(148円台)の主因を整理(詳細解説)

  • イベント前のドル買い・ポジション調整:米7月CPI発表(日本時間今夜)を控え、コア+0.3%の予想を背景にドルがやや堅調。ドル円は148円台へじり高となっています。短期筋の買い戻し・調整色が濃い。(Reuters Japan, みんかぶ FX/為替(みんかぶFX))
  • 金利差の広さ:直近では米10年金利が入札不調などで持ち上がる局面があり、日米金利差の「広さ」が続く限り、円に上値抑制圧力。足元は前日比小幅低下も、金利差の構図自体は不変です。(Reuters Japan)
  • 日銀は“様子見モード”継続:7月会合「主な意見」でも、年内解除の可能性に触れつつ、現状は据え置き。市場は早期追加利上げに慎重で、円金利の上がり方は限定的。(Reuters Japan)
  • 経常黒字は続くが伸び鈍化:6月の経常黒字は1.35兆円と予想やや下回り、円を押し上げる力は強まっていない。同時に、原油安は中長期的に円高要因だが、目先は米指標・金利が主導。(Reuters Japan, 財務省, Reuters)
  • (参考)キャリートレード構図:低ボラ・金利差が続く局面では円売りポジションが溜まりやすい。急な米指標下振れなどがあれば巻き戻しの円高も起きやすい点は留意。(Reuters Japan)

結論:今の148円台は、イベント前のドル先買い/円戻り鈍さの組み合わせ。CPIが予想以下なら円高方向に147円前後までの戻り、上振れなら148.5~149円方向の試しも。短期は米金利とイベントが主導します。(Reuters Japan)


相場コメント:日経平均は「4万2,000円台トライ→定着」が本線(ただしCPI次第)

  • 先物の示唆:CME円建ては4万2,330円(+1.21%)。寄り付きは4万2,000円上で始まる公算。4万2,300円前後に上値の節目。(みんかぶ)
  • 為替の支援:ドル/円の148円台は輸出主力に追い風。指数寄与度の高いハイテク・自動車にプラス。(Yahoo!ファイナンス)
  • イベントリスク:米CPIが予想並み~下振れなら、半導体・外需主導で4万2,000円台定着の公算。上振れなら、米金利上昇→グロース売りで4万1,300~4万1,700円の押しも。(Reuters Japan)
  • 国内ファクター:トヨタの下方修正や**相互関税(日本15%)**は自動車中心に上値の抑制要因。選別物色へ。(Reuters Japan)

当面のレンジ想定(8/12)

  • ベースケース:41,300~42,200円(CPI中立)
  • ブル:42,400円台(CPI下振れ+円安維持)
  • ベア:40,500~41,000円(CPI上振れ+米金利上昇)

投資方針(短期の戦略と銘柄メモ)

  • 基本スタンス:イベント前は分散・軽めのポジション。寄りのギャップアップは一部利食い、CPI後のトレンドに追随。セクターは半導体・通信インフラ・内需ディフェンシブを軸に、自動車はニュース次第で短期回転。

推奨(押し目買い・やや強気)

  • 8035 東エレ:AI投資の回復基調。イベント通過で再評価余地。
  • 9984 ソフトバンクG:ARM関連の思惑継続。指数寄与度大でトレンド追随向き。

下落注意(イベント通過まで慎重)

  • 7203 トヨタ通期下方修正関税不透明。戻りは短期で。(Reuters Japan)
  • 5020 ENEOS:原油の伸び悩みで精製マージン・在庫評価益に逆風。商品連動で戻り売りに注意。(Reuters)

付録リンク(指標と速報のページ)


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