月曜日、高市首相が衆議院の解散を正式に発表しましたが、日経平均が下げ続けています。
先週の解散リークからの株価上昇分をすべて吐き出したことになります。
下手すると、ここからさらに下落の可能性もあります。
ちょっと、自民と維新で過半数声がはっきりするまでは、日経平均は下落圧力が強い状況が続きそうです。
株価の上下落に一喜一憂することなく、下がれば押し目買いをするつもりで優良株の選定をしておく必要があります。
ただし、押し目買いを実施するタイミングの下落率を普段より多めに設定しておく必要がありますね。
下に今後の株式動向をAI分析しましたので、皆さんの投資の参考としてください。
【2026/1/21】日経先物5万2120円:ピークアウト後の「衆院選相場」をどう読むか
1月21日朝時点で、日経225先物(大証ナイト・3月限)は5万2120円まで下落しています。(かぶたん)
足元は「衆議院解散(選挙)で株高」という定説よりも、(1)“高市トレード”の巻き戻しと**(2)超長期金利の急騰**、(3)海外リスクオフが上値を抑えやすい局面です。(Reuters)
特別レポート:なぜ今回は「選挙=上昇」で突き抜けにくいのか?
1) 54000円は「選挙期待の先食い」でピーク化しやすい
今回の上昇は、首相交代と解散観測を背景にした**“株買い・円売り・債券売り”=いわゆる「高市トレード」**が強く意識され、1/14に日経平均が5万4341円で最高値圏を付けた流れが土台です。(Bloomberg.com)
いま先物が5万2120円まで下げているのは、イベント(解散・選挙)が“新材料”というより、**織り込み済みポジションの調整(利益確定+巻き戻し)**になっているシグナルです。(かぶたん)
2) 今回の最大の逆風は「超長期金利ショック」
選挙公約での積極財政・減税観測を背景に、国債が大きく売られ、超長期金利が記録的に上昇しています。(Reuters)
金利上昇は、成長株(特にAI・半導体など“長期の利益期待”で買われる銘柄)のバリュエーションを圧迫しやすく、指数の上値が重くなりがちです。(Reuters)
3) 海外も「リスクオフ」で追い風になりにくい
米国では、トランプ大統領の対欧関税(10%)表明などを背景に株価指数が大幅安となり、世界的にリスクを取りにくい地合いです。(AP News)
さらに債券市場は、日本の金利急騰と地政学・通商懸念が重なり、グローバルに金利が上がりやすい(株式には逆風)状態です。(Reuters)
4) “イベント本番”が連続(解散+日銀会合)で、いったん様子見になりやすい
首相官邸の会見内容として、衆議院解散は1月23日と明言されています。(首相官邸ホームページ)
また日銀は1/22–23に金融政策決定会合、23日15:30に総裁会見予定で、金利・為替が動きやすいタイミングが重なります。(日本ボウリング協会)
衆院選シナリオ:自民が「過半数」超えた場合/超えない場合
(短期=選挙前後〜数営業日、を主に想定)
| シナリオ | マーケットの第一反応 | 債券(金利) | 為替(円) | 日経平均(短期) | 強くなりやすい領域 | 影響度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ① 自民(+連立)で過半数確保 | 「政治の不確実性が後退」→一度安心感。ただし“積極財政”なら金利上昇が残る | 高止まり〜再上昇(財政懸念が残りやすい)(Reuters) | 円安寄り(リスクオン+財政・物価懸念)(Reuters Japan) | 上は重い:戻りはあっても54000円更新は「金利次第」 | 銀行・証券(利ざや期待)、資源、景気敏感の一部 (フィナンシャル・タイムズ) | ★★★★☆+ |
| ② 過半数割れ(政権枠組み不透明) | 「政策の先行き不透明」→リスクオフが出やすい | 低下しやすい(財政拡張の期待後退)※ただし混乱が長引くと別 | 円高方向の揺り戻し(リスクオフ) | 下振れ注意:52000割れ警戒(海外地合い次第) | ディフェンシブ(内需ディフェンシブ、鉄道など)(外為どっとコム) | ★★★★★- |
結論(市場コンセンサスの読み)
「今回の選挙で54000円を越せない」という見方は、“選挙期待は既に1/14の最高値圏までで先食いされ、いまは金利急騰が重石”という点で、かなり妥当です。(Bloomberg.com)
ただし、(A)金利の沈静化(入札改善・当局コミュニケーション等)や、(B)海外株の落ち着きが揃うと、“選挙=不確実性の解消”の側面で戻り余地は出ます。(Reuters)
きょう(1/21)の株式市場レポート:現状整理
1) 市場概況
→ 目先は **「53000円が上値の壁」「52000円が心理的な下値メド」**になりやすい形です。(外為どっとコム)
2) きょうの主要材料(国内)
- 国債売り(超長期金利急騰):積極財政・減税観測、入札不調、買い手不在が意識されやすい。(Reuters)
- 日銀スタンス:直近0.75%への利上げ後、追加利上げ示唆が焦点(円安・インフレ・政治要因が絡む)。(Reuters)
- 解散日が明確化(1/23):イベント接近でポジション圧縮が起きやすい。(首相官邸ホームページ)
3) きょうの主要材料(海外)
セクターの温度感:買われる所/売られる所
- 弱い:半導体・AI周辺、ソフトバンクGなど(金利上昇局面で“高PER側”が売られやすい)。(外為どっとコム)
- 相対的に強い:鉄道などディフェンシブ(地合い悪化時の逃避先になりやすい)。(外為どっとコム)
- 銀行株は追い風になりやすい(金利上昇が利ざや期待に繋がる見方)。(フィナンシャル・タイムズ)
今日からのチェックリスト(短期トレード目線)
- 先物が52000円を割れるか:割れると、投げが出て値幅が拡大しやすい。(かぶたん)
- 超長期金利の“上昇が止まる兆し”:止まれば、グロースの下げ止まりにつながりやすい。(Reuters)
- 円相場(157–159円台の方向感):円安が進むほど、金利・物価懸念の再燃に注意。(Reuters Japan)
- イベント
- 1/22–23:日銀会合(23日に決定内容、15:30に総裁会見)(日本ボウリング協会)
- 1/23:衆議院解散 (首相官邸ホームページ)
- 2/8:総選挙(報道ベース)(フィナンシャル・タイムズ)
投資判断はリスク許容度に依存しますが、いまの相場は「選挙期待で買う」よりも、**“金利と海外リスク”が落ち着くまで、セクター選別(銀行・ディフェンシブ優位/高PERは慎重)**が効きやすい局面だと思います。(Reuters)

コメント