ソフトバンクGの株価急落、2日で5000円以上の下落。これは、買い時か?!株価の割安度をAI分析実施。

ソフトバンクG株急落、買い時か 投資実践
ソフトバンクG株急落、買い時か

ソフトバンク株価が2万円前後であったものが、2日間で15000円台に5000円下落しました。
”AIバブル株の利確売り+GoogleのGemini3発表に伴う競争の激化+日中関係の悪化”が重なり大幅安になっている状況です。
また、ソフトバンクGは仕手株化しているので需給面でも信用売りが積みあがっていたものが、悪材料が重なった瞬間にすべて決済売り+追証売りが重なって、売りが売りを呼んでいる状況と思われます。
ということは、実力以上に下げすぎにオーバーシュートする可能性があり、逆に買いチャンスになるのではと思います。

実は私の方は、2万円から押し目買いチャンスと思い、ミニ株で少しづつ買い集めているところです。
しかし、この5000円の下落は想定外でした。
しばらくは、底値を割れば1株づつ購入するという、コツコツ押し目買い戦略で行こうと思います。

私だけの考えでは怪しいので、AIでソフトバンク株の現状について分析しましたので下にアップします。

皆さんの投資の参考としてください。

まず結論からいうと、
今回のソフトバンクG(9984)の1万5千円台への急落は「業績悪化」ではなく、AIバブル警戒・資金需要への不安・ポジション調整が一気に噴き出した形です。
Googleの Gemini 3 > OpenAI という評価も短期的なセンチメントには影響していますが、それ単独でここまでの暴落を説明するのは無理筋だと思います。


1.いまの株価水準をざっくり確認

2025年11月25日時点(終値ベース)でのソフトバンクGの株価はこんな感じです。(野村証券引用)

指標数値の目安補足
株価約15,390円日中安値は15,180円まで売られ、前日比▲9.9%の急落
年初来高値27,695円(10/29)そこから約▲44%の急落
予想PER(調整後)約19.7倍みんかぶの調整後予想PERベース(みんかぶ)(PER=株価収益率。株価が利益の何倍かを示す指標)
PBR約1.5倍Yahoo!ファイナンスの実績ベース(Yahoo!ファイナンス)(PBR=株価純資産倍率。株価が1株あたり純資産の何倍か)
予想配当利回り約0.3%成長投資優先で配当はおまけレベル(Yahoo!ファイナンス)

数字だけ見ると、

  • 高配当株でもディフェンシブ株でもない
  • 典型的な ハイリスク・ハイリターンな成長&投資会社

という立ち位置なのが分かります。


2.なぜ1万5千円台まで急落したのか?主な要因整理

(1) 最高益→「材料出尽くし」+AIバブル警戒

4〜9月期(中間期)の決算では、
純利益2兆9,240億円(前年同期比2.9倍)で日本企業として過去最高益。(FNNプライムオンライン)

普通なら株価は歓喜ですが、今回は逆に 決算発表後に株価が10%前後急落 という展開でした。背景としては:

  • 決算前から AI期待・OpenAI関連期待で株価が先行上昇
  • 「過去最高益」発表で材料出尽くしと見た投資家の 利確売り
  • 利益の大部分がビジョンファンド等の 評価益(マークアップ) であり、
    安定した本業利益ではない、という見方

こうした指摘は投資家向けの解説記事でも整理されています。(note(ノート))

ざっくり言うと
「決算は良すぎたけど、それを織り込んで株が上がりすぎてた。
だから“いい決算が出た瞬間”に売られた」

という、よくある「好決算暴落」パターンですね。


(2) Nvidia株売却と、OpenAIへの超巨額投資リスク

ソフトバンクGは10月に保有していたNVIDIA株を約9,000億円で全て売却したことを明らかにし、その資金などを原資に OpenAIへの出資をさらに拡大 しています。(FNNプライムオンライン)

報道ベースでは:

  • OpenAIへの投資総額は最大300億ドル(約4.6兆円)規模
  • 追加の2,250億ドル分(≒3.4兆円)の投資承認をしたとの報道もあり、
    OpenAIのコーポレート再編とIPOを前提にした大型ディール(Reuters)
  • さらにOpenAI・Oracle等と組んで Stargateプロジェクト(AI向けデータセンターに総額5,000億ドル≒75兆円規模) を進める構想(ガーディアン)

ここでマーケットが気にしているのは:

  • 「AIバブルが一服したとき、OpenAIの評価額がどれだけ持つのか?」
  • 「AIインフラ投資にお金をつぎ込みすぎて、ソフトバンクGの財務が再び不安定になるんじゃないか?

という 資金需要・リスク許容度 の部分です。

Reutersの試算では、足元の株価水準ですら
ソフトバンクGが保有するOpenAI持分を通じて、OpenAIの企業価値を約7,500億ドルと織り込んでいる計算になっており、
すでにかなり強気なバリュエーションです。(Reuters)

つまり
「株価がここまで上がっていたのは、
OpenAIが“とんでもない価値”になる前提がかなり織り込まれていた」
→ そこに少しでも不安材料が出ると、一気に逆回転しやすい 状態でした。


(3) 米ハイテク・AI株安+Arm株の過熱調整

11月に入ってから、

  • 米ハイテク株・AI関連株がまとめて調整
  • ソフトバンクGの主力投資先である Arm株も過熱から調整局面 に入っているとの指摘(みんかぶ)

みんかぶなどの解説では、

  • 米NVIDIAなどAI関連株の急落
  • ナスダック指数の下落
  • それを受けた 空売りファンドによる売り仕掛け+個人投資家の狼狽売り

が、ソフトバンクG株の続急落要因として挙げられています。(みんかぶ)

ソフトバンクGは「AI・ハイテクへのレバレッジETF」のような性格があるので、
市場全体のAI・ハイテク調整の影響を 増幅して受ける のが特徴です。


(4) 信用買いの積み上がり+売り仕掛け

同じくみんかぶの解説によると、
10月下旬までにソフトバンクG株の 信用買い残が増加し、650万株弱まで膨らんでいた との指摘があります。(みんかぶ)

  • みんながAIバブルに乗ろうと、信用で 前のめりに買っていた 状態
  • 米ハイテク株の下げをきっかけに空売り勢が攻めてきて、
    投げ売り+ロスカットが連鎖 → 2日で5,000円超の下落

という、典型的な 「信用バブル崩れ」パターン に近い動きです。


(5) Gemini 3 vs OpenAI 競争懸念はどの程度効いている?

ご質問にあった

「GoogleのGemini 3が優秀で、OpenAIが劣っているから
ソフトバンクGの将来性を悲観して株価が下がっている」

という話について、事実関係を整理してみます。

■ Gemini 3 ってどんなモデル?

Googleは2025年11月に Gemini 3 を発表し、

  • 「これまでで最も高性能なAIモデル」
  • 長期計画やマルチモーダル(テキスト+画像+動画)で高い性能
  • Geminiアプリ、AI Studio、Vertex AIなどGoogle製品に広く展開

とアピールしています。(Android Central)

ベンチマークでも、

  • 長期計画・マルチモーダル・長文コンテキストでは他モデルより優位
  • ただし、タスクによってはOpenAIのGPT-5系モデルが優勢な項目もある
    といった「得意分野の違い」が報告されています。(CometAPI)

Salesforceのマーク・ベニオフCEOなどが

「Gemini 3がChatGPTを完全に超えた」

とかなり強いトーンで絶賛しているのは事実ですが、(Business Insider)
独立系の比較では

「Gemini 3は非常に強いが、GPT-5.1など他社フラッグシップモデルも依然としてトップクラスで、
ベンチマークは“どちらが完全勝利”と言えるほどの差ではない」

という冷静な評価も多いです。(CometAPI)

■ ソフトバンクGとOpenAIの関係

ソフトバンクGはOpenAIに対して

  • 最大300億ドル規模の出資を行う枠組みを進めており、
  • さらに日本市場向けには SB OpenAI Japan(SB OAI Japan) という合弁会社を設立し、
    「Crystal Intelligence」という企業向けAIソリューションを独占展開する計画です。(ソフトバンク)

つまり、ソフトバンクGは

「OpenAIの日本・アジアでの商用展開+AIインフラ(Stargate)にレバレッジをかけた持ち株会社」

という性格がかなり強くなっています。

■ 株価急落にGemini 3の影響はあるのか?

X(旧Twitter)などでは、

「Gemini 3が高評価を集めて、OpenAIとの競争が激化しそうだ
→ OpenAIに巨額投資しているソフトバンクGにもリスク」

という投稿が出ており、
実際に Gemini 3リリース後にソフトバンクGが5%安となった日があった という指摘も見られます。(X (formerly Twitter))

ただし、

  • 公式なアナリストレポートや大手メディアでは
    「急落要因=AI株調整・Nvidia売却・OpenAI投資リスク・好材料出尽くし」が主テーマで、(Reuters)
  • 「Gemini 3のせいでOpenAIが終わって、ソフトバンクGも終わり」というトーンは見当たらない

というのが現状です。

まとめると

  • 「Gemini 3が強い=AI市場の競争が激化」は事実
  • それが OpenAI投資のリスク要因の1つ であることは否定できない
  • ただし、今回の株価急落は それだけでは説明できず、主因はAIバブル警戒と巨額投資への不安+ポジション調整

という整理が現実的かなと思います。


3.ソフトバンクGのAI戦略と成長性

急落はしているものの、ビジネスとしての「攻め方」はむしろ過去最大級です。

(1) OpenAI+Stargateで「AIインフラ覇権」を狙う

  • OpenAIへの最大300億ドル規模の出資枠(Reuters)
  • OpenAI・Oracle等と組んだ Stargate(総額5,000億ドル級のAIデータセンター構想)(ガーディアン)

これはざっくり言うと、

「生成AIそのもの」ではなく
「生成AIが動く巨大インフラやエコシステム全体」にレバレッジをかける賭け

です。

AIが今後も社会のあらゆる場面に入り込んでくるなら、

  • モデルがOpenAIであろうとGeminiであろうと、
  • その裏側で動くGPU・データセンター・ネットワークには莫大なお金が流れ続ける

という発想ですね。

(2) 日本市場でのOpenAI商用展開(SB OAI Japan)

  • SB OpenAI Japan(SB OAI Japan)が、OpenAIのエンタープライズ向け最新プロダクトと導入支援をセットにした「Crystal Intelligence」を2026年に日本企業向けに独占提供。(ソフトバンク)
  • まずはソフトバンク(通信)の社内利用でノウハウを溜め、その後大企業向けに本格展開

ここは、まさに Gemini 3のエンタープライズ展開と真正面からぶつかる領域 ですが、

  • 日本企業の多くは 複数AIベンダーの併用(マルチモデル戦略) を取り始めている
  • セキュリティ・ガバナンス・サポート体制など、モデル性能以外の要素 もかなり重要

なので、
「Geminiが強いからOpenAIは終わり、日本でのSB OAI Japanもダメ」というほど単純な構図ではないです。

(3) 財務リスク:LTVとボラティリティ

一方で、投資家向けの分析では、

  • ソフトバンクGの LTV(Loan to Value:資産価値に対する負債比率)が約20%前後 と、以前のような過度のレバレッジ状態ではない一方で、(note(ノート))
  • 株価は AI関連資産の評価次第で数兆円単位で振れる ハイボラ銘柄

という点が強調されています。

「以前ほど“破綻リスク”は高くないが、
依然として ジェットコースター銘柄 であることは変わっていない」

というイメージですね。


4.今後の株価シナリオ分析(1〜2年目線)

ここからは、あくまで個人投資家向けのざっくりシナリオです。
具体的な株価水準は「イメージの目安」であって、予想の的中を保証するものではありません。

シナリオ想定株価レンジ(1〜2年)前提確率感(ざっくり)投資スタンスのイメージ
強気シナリオ25,000〜30,000円台OpenAIのIPOor再評価が進み、Gemini 3との競争は「共存」。AI・ハイテク株が再び強気相場入り。Arm株も持ち直し、Stargate関連の具体案件が進む。NAVディスカウントが縮小。3割弱「AIインフラ大相場の再来」。現値から長期ホールドで2倍近く狙えるが、当然リスクも大きい。分散投資前提なら押し目買いもアリ。
中立シナリオ15,000〜22,000円台のボックスAI市場は成長を続けるが、バブル的な熱狂は戻らず。OpenAIとGeminiを含むマルチベンダー環境が定着。OpenAIの評価は維持〜やや切り下げ。ソフトバンクGはNAVディスカウントを抱えたまま上下動。4割前後ボラは大きいが、長期ではじわじわNAVに連動。トレーディング向きの「ボックス銘柄」。押し目買い・戻り売りを繰り返すスタイル。
弱気シナリオ10,000〜14,000円台AIバブル崩壊に近い調整。OpenAIの評価額が大きく見直され、Stargateなど大型投資も採算不透明。米ハイテク株全体が長期リセッション入り。資本市場のリスク回避でNAVディスカウント拡大。3割弱「勝てば大きいが、負ければ痛い」典型銘柄。ポジションを軽くして様子見、あるいは完全に外して他のディフェンシブへ逃げる選択も十分あり。

個人的な感覚としては、

  • 中立シナリオ(15,000〜22,000円のボックス) をメインに置きつつ
  • OpenAI評価とAIインフラ投資の進捗次第で
    • 上にブレれば 25,000円〜
    • 下にブレれば 1万円台前半
      という、かなりレンジの広い展開をイメージしています。

5.投資家目線での「良い点」と「注意点」

ポジティブ要因

  • 日本企業として過去最高益レベルの利益を稼げる「AI投資プラットフォーム」であること(FNNプライムオンライン)
  • OpenAI、Armをはじめとした AIエコシステムの中枢プレイヤーへの大口エクスポージャー
  • LTV約20%前後と、過去のような危険なレバレッジ状態ではないとされる点(note(ノート))
  • 日本市場ではSB OAI Japan経由でOpenAI製品の独占的展開が予定されている点(ソフトバンク)

ネガティブ要因・リスク

  • OpenAIへの集中投資と、Stargateを含む巨大AIインフラ投資が 「AIバブル崩壊」の際に大きな逆風 になり得る
  • 財務は以前より健全になったとはいえ、数兆円単位で損益が振れるボラティリティ
  • Gemini 3を始め、Google・Anthropic・中国勢との競争激化で
    「OpenAI一強」という前提が崩れる可能性
  • 配当利回りは0.3%程度と低く、インカム狙いには全く向かない(Yahoo!ファイナンス)

6.まとめ:今のソフトバンクG、買いかどうか?

● 中長期成長性:高いが「超ハイボラ」

  • AIそのものとAIインフラの成長性は依然として非常に高い
  • ソフトバンクGは、その 成長にレバレッジをかける乗り物
  • ただし、そのぶん値動きも激しく、AIサイクルの天井・底で大きく揺さぶられる銘柄

● Gemini 3ショックは「スパイス」であって「本丸」ではない

  • Gemini 3が強いのは事実で、OpenAIの競争環境が厳しくなったのも事実
  • しかし、今回の急落の主因は
    • AIバブル警戒
    • OpenAI&AIインフラへの巨額投資リスク
    • Nvidia売却を含むポートフォリオ再構築
    • 信用買いの積み上がりと売り仕掛け
      といった要因が重なった結果、と考える方が自然

● もし買うなら、こんなスタンスが現実的かも

  • ソフトバンクG単体でポートフォリオの5〜10%を超えない範囲に抑える
  • 1万5千〜1万4千円台は、中長期のAIインフラ成長を信じるなら
    「リスクを理解した上で、分割で拾うゾーン」 とも解釈できる水準
  • 逆に、
    • AIバブルの崩壊リスクを強く懸念している
    • 短期で含み損に耐えられない
      という場合は、無理に触らないのも立派な選択肢

7.おまけ:参考になりそうな最新記事リンク集

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※いつものとおりですが、最終判断はご自身のリスク許容度と資産全体のバランスで
ソフトバンクGは「ポートフォリオのスパイス枠」くらいのイメージで見るのがちょうど良い銘柄だと思います。

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