昨日11月18日は、日経平均が1600円下落して48700円となりました。
AI関連株の利確売り、日中関係の冷え込みなどが重なり、大きく株価が下げました。とりあえず、最新の先物は48900円となっているので、もみ合いから始まると思いますが、ちょっと本日も1000円ぐらい下げるような気がします。
ただ、47000円台となると日経平均のピーク52000円なら5000円10%の下げとなるので、ここで調整の底値となり緩やかな上昇トレンドになるのではと予想しています。
そうはいっても、年末で旧NISAなどの整理売りや、機関投資家もポジション整理などがあり、明らかな日中関係の改善や日銀の12月利上げ延期などのニュースがなければ、急激な上昇は見込めないのかと思っています。
現在の市場状況について、AI株ブーム、日中関係、日米金利政策動向、トランプ大統領の動向などをベースにAI分析しましたので、皆さんの投資の参考として頂けたらと思います。
◆特別レポート①:日経平均「1600円安」の衝撃と今後のシナリオ
1. 昨日のマーケットの事実関係
昨日11月18日の日経平均株価は、終値48,702.98円と前日比▲1,620.93円(▲3.2%)の大幅安となりました。直近高値圏の5万300円台からわずか数営業日で一気に5万円割れまで売り込まれた格好です。(Yahoo!ファイナンス)
一方、米国株も調整色が強まっており、
- NYダウ:46,091.74(前日比▲498.50、▲1.07%)(Yahoo!ファイナンス)
- ナスダック総合:22,432.85(前日比▲275.23、▲1.21%)(カブタン)
と、AI・ハイテク関連を中心に4日続落の流れです。割高感への警戒から、S&P500も4日続落と「AIブーム一服」「金利低下期待の後退」が同時に進んでいます。(Reuters Japan)
為替はドル円が155円台半ば(おおよそ155.4~155.6円)まで円安が進行。前日比で見ると約0.5%程度の円安で、円安トレンドが続いています。(Yahoo!ファイナンス)
2. 大幅下落の主な要因整理
(1) AI・半導体バブル懸念と「持ち高調整売り」
- 米国市場では、AIバブル懸念と12月FOMCでの利下げ見送り観測の高まりから、NYダウは500ドル超の下げとなり、「AIバブル崩壊懸念」がメディア見出しを賑わせています。(OANDA)
- その流れを受けて東京市場でも、生成AI関連・半導体製造装置など、高PERのグロース株を中心に持ち高調整の売りが膨らみ、「AI関連株を中心に持ち高調整の売りが強まる」という市況解説が出ています。(株探)
特に19日に控えるエヌビディア決算(日本時間20日早朝)が、AI相場の“中間決算”のような位置づけとなっており、直前に利益確定売りが一気に出た格好です。(Reuters Japan)
(2) 日本のマクロ環境:GDPマイナス・円安・日銀の難しい舵取り
- 7–9月期実質GDPは年率▲1.8%と6四半期ぶりのマイナス成長。主因はトランプ政権による対日15%関税などの影響で、自動車を中心に対米輸出が落ち込んだこと。(Reuters)
- 他方でコアCPIは前年比+3%前後と依然高止まりしており、インフレ率は日銀目標付近で粘っています。(総務省統計局)
「景気は弱いが物価は高い」という、日本にとって最もやりづらい組み合わせです。
- マイナス成長で日銀の追加利上げは遠のいたとの見方が強まり、
- 一方でトランプ関税とデジタル赤字拡大により、構造的な円安圧力がかかっている、との分析も増えています。(商工総合研究所)
結果として、「日銀は動けないまま円安だけが進行 → 外国人投資家の円ベースリターン確保のために日本株利食い」という構図が、昨日の大幅下落の背景にあります。
(3) 日米金融政策:FOMCと日銀、温度差のある「慎重さ」
- 米FRBでは、複数の地区連銀総裁のタカ派発言により、12月FOMCでの利下げ期待は大きく後退。FF金利先物が織り込む12月利下げ確率は4割前後まで低下しています。(Reuters Japan)
- 一方でウォラーFRB理事は、12月会合での25bp利下げを支持する考えを示しつつ、「利下げ継続は慎重に」と発言。市場には“利下げを急がないが、景気への配慮も残る”という微妙なメッセージになっています。(Bloomberg.com)
日本側では、
- 高市首相はCPI上昇を「食品高によるもので、デフレ脱却宣言には至らない」とし、
- 経済財政諮問会議には金融緩和推進派を複数起用するなど、日銀の急な利上げにはブレーキをかける姿勢が見えます。(外為どっとコム)
結果として、
「米利下げは遅れそうだが、日本の利上げはますます遠のく」
という構図になり、日米金利差は高止まり → 円安継続 → 円安警戒から日本株利確という流れが、昨日の売り圧力を増幅したと考えられます。
(4) 高市首相の台湾有事発言と日中関係の急速な冷え込み
- 高市首相が台湾有事の際の武力行使の可能性に踏み込んだ発言を行い、中国側は強く反発。中国メディアや政府要人からは、日本の対応を批判するコメントが相次いでいます。(Bloomberg.com)
- すでに中国側では、日本への旅行や留学に慎重になる動きが伝えられ、訪日インバウンドと対中輸出への中長期的な影響が意識され始めています。(財務省)
「トランプ関税で対米輸出が減少」「日中関係の悪化でアジア向け需要にも不透明感」という、外需2つの柱が同時に揺らいだタイミングでのAIバブル懸念。
これが、昨日の「1600円安」というショック安の本質と言えそうです。
3. 今後の日経平均シナリオ分析
直近1~2か月をイメージした3つのシナリオをまとめます(数値は目安レンジ)。
空気感を分かりやすくするため、表に整理します。
| シナリオ | 概要 | 想定日経レンジ | 主な条件・トリガー |
|---|---|---|---|
| 強気シナリオ(確率20%) | 「AI調整一服+政策期待相場」エヌビディア決算が市場予想を上回り、AI関連の成長期待が維持。12月FOMCでは小幅利下げとハト派的な経済見通しが示され、米金利低下が進む。日本では高市政権の大型経済対策が具体化し、景気悪化懸念を和らげる。日中関係は水面下で“エスカレーション回避”の動き。 | 50,000~52,000円台の高値圏再トライ | ・NVDA決算が売上・ガイダンスともにポジティブ・12月FOMCで利下げ+2026年までの緩やかな利下げパスが提示・高市政権の経済対策規模が想定以上(20兆円超など)(smd-am.co.jp) |
| 中立シナリオ(確率50%) | 「AIは高値揉み合い、相場全体はローテーション」NVDA決算は“悪くないがサプライズなし”。AI関連は高値圏でボラティリティが高い一方、景気敏感株・ディフェンシブ株に物色がシフト。日経平均は高値圏ながら、グロースからバリュー・インバウンド・内需へとローテーションしつつ、5万円前後のレンジで推移。 | 48,000~50,500円 | ・米金利は高止まりだが上昇一服・トランプ関税など通商リスクは「悪材料出尽くし」と受け止め・日銀は12月会合でも現状維持、円安は155~158円で推移(ジェトロ) |
| 弱気シナリオ(確率30%) | 「AIバブル崩壊懸念+地政学リスク再燃」NVDA決算が失望を誘い、AI・半導体株が世界的に調整。FRBは12月利下げを見送り、利下げペースの鈍化を示唆。トランプ政権は対日・対中関税をさらに強化し、中国は日本企業への非関税障壁を強める。円安進行に歯止めがかからず、海外勢が日本株からの資金引き揚げを加速。 | 46,000~47,500円 | ・S&P500・ナスダックが“調整入り”と認識され、AI関連がさらに10~20%下落・ドル円が一時158~160円台へ・日中関係で報復的な経済措置が具体化(輸入規制、観光規制など)(OANDA) |
現時点では、「中立シナリオ」がメインシナリオで、
- AI・半導体の調整が続きつつも、
- バリュー株・内需株・インバウンド関連へのローテーションが進む展開
をメインに想定したいところです。
◆1. 本日の主要マーケットと相場コメント(11月19日朝時点)
まずは足元のマーケットを一覧で確認します。
| 指標 | 現在値 | 前日比 | 前日比% | 時点 |
|---|---|---|---|---|
| 日経平均株価 | 48,702.98 | ▲1,620.93 | ▲3.22% | 11/18終値(東証)(Yahoo!ファイナンス) |
| 日経225先物(期近) | 48,900 | +400 | +0.82% | 11/19 6:00 夜間終値(大阪取引所)(みんかぶ) |
| NYダウ | 46,091.74 | ▲498.50 | ▲1.07% | 11/18終値(米東部時間)(Yahoo!ファイナンス) |
| ナスダック総合 | 22,432.85 | ▲275.23 | ▲1.21% | 11/18終値(米東部時間)(カブタン) |
| ドル円 | 約155.47円 | 前日比+約0.77円 | +0.5%前後 | 11/18 18:59時点概算(国内仲値等より)(Yahoo!ファイナンス) |
相場コメント
- 日経平均は1600円安と大きく崩れましたが、夜間の日経先物は+400円とやや反発。
→ 「とりあえずパニック売りは一巡しつつあるが、戻りも限定的」という雰囲気です。 - 米国株はAI・ハイテク株中心に調整が続き、S&P500は4日続落。
- ドル円は155円台半ばと、円安トレンド継続。高市首相と植田総裁の会談後も、円安けん制発言は限定的で、市場は「当面の円安容認」と受け止めています。(みんかぶ FX/為替(みんかぶFX))
◆2. 今後の主なイベントと株式市場へのインパクト
今後1か月程度で、日本株に影響が大きそうなイベントをまとめます。
| 日付 | イベント | 予想・シナリオ | 株式市場への影響・重要度 |
|---|---|---|---|
| 11/20 | 米9月雇用統計(政府閉鎖で延期分) | 想定より弱ければ「利下げ再加速期待」、強ければ「利下げ遅延懸念」。(Bloomberg.com) | 弱い指標→米金利低下・グロース持ち直しで日本のハイテクにも追い風(重要度:★★★★☆)強い指標→AI調整継続+日本株も上値重く(重要度:★★★★★) |
| 11/21 | 日本10月全国CPI | 9月と同程度の+2.9~3.0%前後がコンセンサス。食品高中心で「生活実感インフレ」が続く。(総務省統計局) | インフレが鈍化すれば日銀利上げ観測後退で円安要因。強ければ将来の利上げ懸念が再燃。いずれにせよ「円相場」を通じて日本株に影響(重要度:★★★☆☆) |
| 11/下旬 | 高市政権の経済対策(骨格・概算規模) | 物価高対策+成長投資+安全保障投資が柱。規模は前年を上回るとの観測も。(smd-am.co.jp) | 規模20兆円超&成長投資色が強ければ内需株・インフラ・防衛関連に追い風。逆に「物価対策中心」で将来増税懸念が強まると株価には中立~マイナス(重要度:★★★★☆) |
| 12/9–10 | 米FOMC+経済見通し公表 | 利下げ実施か見送りかに世界中の視線が集中。日米金利差とドル円の方向性を大きく左右。(ジェトロ) | 利下げ+ハト派見通しならAI・グロース株に再度資金が戻る可能性。見送り+タカ派トーンなら「AIバブル崩壊」懸念再燃(重要度:★★★★★) |
| 12/18–19 | 日銀金融政策決定会合(高市政権下で初の“年末会合”) | 現状維持が基本線だが、長期金利操作やETF・J-REIT買入れ方針に微調整の可能性。(日本ボードゲーム協会) | サプライズのタカ派転換があれば銀行株・保険株には追い風、グロース株には逆風。逆に「緩和長期化」が明確になれば円安継続で輸出株にはプラス(重要度:★★★★★) |
◆3. 国内経済ニュース(日本)
ここからは、国内ニュースを5本ピックアップします。
※各ニュースは過去3日以内、リンクは日本語・会員登録不要サイトです。
| 日付 | 見出し | 内容要約コメント | 関連上場企業(コード) | 影響度・方向性 | 参考リンク |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/18 | 日経平均、一時1200円超安&終値ベースで1600円安 AI・半導体中心に全面安 | 米エヌビディア決算を前に、半導体・AI関連株を中心に利益確定売りが集中。前場には1200円超の下落となり、その後も戻りきれずに終値ベースで前日比▲1,620円安。AIバブル懸念と米株安、円安進行が重なった典型的な「ポジション調整相場」。(Reuters Japan) | 東京エレクトロン(8035)アドバンテスト(6857)レーザーテック(6920) | ★★★★★マイナス要因 | AI関連株を中心に持ち高調整の売りが強まる【クロージング】 |
| 11/17 | 7–9月期GDP、6四半期ぶりマイナス成長 トランプ関税で対米輸出が減速 | 7–9月期実質GDPは前期比年率▲1.8%と6四半期ぶりのマイナス。自動車など対米輸出が新たな15%関税の影響で落ち込み。設備投資と個人消費はプラスを維持しており、「リセッション入りではないが外需が重石」という評価。(Reuters) | トヨタ自動車(7203)ホンダ(7267)住友電工(5802) | ★★★★☆マイナス要因 | 2025年7–9月期GDP(1次速報)解説 |
| 11/18 | 円安155円台 高市首相と植田総裁会談でも円安是正への踏み込みなく、ドル買い・円売り継続 | FRB高官のタカ派発言で米利下げ観測が後退する一方、日本ではGDPマイナスで利上げ後退観測が強まり、ドル円は155円台へ。高市首相と植田総裁の会談後も、円安是正に踏み込んだメッセージは出ず、「円安容認」と受け止められた。(みんかぶ FX/為替(みんかぶFX)) | 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)三井住友FG(8316)みずほFG(8411) | ★★★★☆ややマイナス要因(輸出株にはプラス) | |
| 11/18 | 国際収支速報 貿易・サービス収支は赤字も、第一次所得収支の黒字拡大で経常黒字を維持 | 上期の貿易・サービス収支は▲1.8兆円の赤字だが、海外からの配当・利子収入である第一次所得収支が過去最大の22.2兆円の黒字となり、経常黒字を支える構図が鮮明に。日本企業の海外展開と円安が、配当収入を押し上げている。(財務省) | 三菱商事(8058)日本郵船(9101)野村HD(8604) | ★★★☆☆プラス要因 | |
| 11/18 | CPI 9月分、総合+2.9% コアコアは+3.0%と再び伸び率拡大 食品高が続く | 全国CPI(9月)は総合+2.9%、生鮮・エネルギー除くコアコアCPIも+3.0%と高止まり。特に食料品価格の上昇が家計負担を押し上げている。物価は高止まりだが賃金の伸びは限定的で、実質所得の伸び悩みが今後の個人消費のリスク。(総務省統計局) | イオン(8267)セブン&アイHD(3382)日本マクドナルドHD(2702) | ★★★☆☆ややマイナス要因 |
◆4. 海外経済ニュース(国際)
続いて、海外ニュースを5本ピックアップします。
こちらも日本語の記事リンク(会員登録不要)を付けています。
| 日付 | 見出し | 内容要約コメント | 関連上場企業(コード) | 影響度・方向性 | 参考リンク |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/17–18 | NYダウ3日連続大幅安 AIバブル懸念と12月利下げ見送り観測でリスクオフ | NYダウは3日連続で500ドル前後の下落。FRB高官のタカ派発言で12月利下げ確率が4割程度まで低下し、AIバブル懸念と相まってハイテク株中心に売りが集中。ディフェンシブ株は相対的に底堅い。(OANDA) | エヌビディア(NVDA)マイクロソフト(MSFT)ホーム・デポ(HD) | ★★★★★マイナス要因 | |
| 11/18 | 米国株式市場、S&P500は4日続落 エヌビディア決算を前に割高感警戒 | S&P500は4日続落。大型ハイテク株が「AIバブル」懸念から売られ、エヌビディア決算を前にポジション調整が広がっている。決算内容次第では、AI相場の方向性が大きく変わる可能性。(Reuters Japan) | エヌビディア(NVDA)アルファベット(GOOGL)メタ・プラットフォームズ(META) | ★★★★★マイナス要因(決算次第で反転余地) | |
| 11/17 | 米金融・債券市場 国債利回り小幅低下も、利下げ期待は後退 | 米国債利回りはやや低下したものの、地区連銀総裁らのタカ派発言を受けて12月FOMCでの利下げ期待は後退。FF金利先物が織り込む利下げ確率は約39%。市場は今後の指標(雇用統計など)を注視。(Reuters Japan) | JPモルガン・チェース(JPM)バンク・オブ・アメリカ(BAC)ブラックロック(BLK) | ★★★★☆マイナス要因(株式にやや逆風) | |
| 11/17 | ウォラーFRB理事「12月25bp利下げを支持」 ただし利下げ継続には慎重 | ウォラー理事は、基調インフレが目標に近づき労働市場の弱さも見られるとして、12月会合での25bp利下げを支持と発言。一方で、利下げ継続には慎重で、今後のデータ次第とした。AIブームが株高を支えているが、雇用創出にはまだ結び付いていないとの見解も示した。(Bloomberg.com) | アップル(AAPL)マイクロソフト(MSFT)テスラ(TSLA) | ★★★★☆中立~ややプラス要因 | |
| 11/18 | トランプ政権の関税政策 対日15%関税を含む最新動向が更新 | 第2次トランプ政権は1月の発足以降、「米国第一」の通商政策を掲げ、69か国に対して10~41%の相互関税を導入。日本とEUには15%関税が課され、11月18日付で政策要旨が更新された。日本の自動車・機械などへの影響が続く。(ジェトロ) | トヨタ自動車(7203)※輸出先として影響ホンダ(HMC)コマツ(KMTUY) | ★★★★☆マイナス要因 |
◆5. 今日の投資スタンスと注目銘柄(中小型中心)
今日の投資スタンス
- **AI・半導体の主役級銘柄は、まだ「ボラティリティの高い調整局面」**と見て、
無理に逆張りするよりも、エヌビディア決算と12月FOMCを確認してからでも遅くないフェーズと考えます。 - 一方で、
- 円安メリットを享受するが、AIバブルほど過熱していない輸出中小型株
- 高市政権の成長投資・デジタル政策の恩恵を受ける“リアル×デジタル”企業
には、中期的な押し目チャンスが広がりつつあります。
個別銘柄コメント(例:2~3社)
※いずれも「投資推奨」ではなく、あくまで個人的な注目銘柄・注意銘柄の例です。最終判断はご自身のリスク許容度でお願いします。
①【押し目で中期狙い】オプトラン(6235)
- 半導体製造装置(成膜装置)を手掛ける中型企業。AI・データセンター投資の恩恵を受けつつ、ニッチ技術に強み。
- 足元は半導体セクター全体の調整で株価も軟調ですが、 中長期の設備投資トレンドは継続と見られ、「AIバブル」が崩壊ではなく“正常化”にとどまるシナリオなら再評価余地があると考えます。
②【地方DX・官公庁向け】チェンジホールディングス(3962)
- 地方自治体向けDXや人材マッチングを手掛ける中型IT企業。
- 高市政権が掲げるデジタル化・地方活性化政策の恩恵を受けやすいテーマ株であり、AIブームに比べればバリュエーションはまだ極端には高くないレンジ。
- 相場全体がグロースから内需・政策関連にローテーションする中で、押し目を丁寧に拾いたい中小型テーマ株として注目しています。
③【下落注意】レーザーテック(6920)
- すでに大型株ですが、AI・半導体相場の象徴銘柄として日本市場のセンチメントを強く反映する存在。
- PER・株価倍率とも市場平均の大きく上にあり、NVDA決算次第では追加で10~20%の下押しも想定しておく必要があります。
- 長期では依然魅力的なビジネスですが、短期的には「AIバブル調整」の影響を最も強く受ける銘柄の一つと見て、高値掴みには要注意と考えます。
まとめ
- 昨日の「日経平均1600円安」は、
- 米国のAIバブル懸念+利下げ期待後退
- 日本のGDPマイナス・円安・日銀の動きにくさ
- トランプ関税と日中関係悪化による外需不透明感
が一気に顕在化した“ポジション調整&不安の凝縮”と整理できます。
- ただし、ナイトセッションの先物は反発しており、日本株そのものへの長期悲観というよりは、AI高値圏の「ガス抜き」色が強いのも事実です。
- 当面は、
- NVDA決算
- 11/20米雇用統計
- 12月FOMC
の3つを軸に、グロースからバリュー・内需・中小型へのローテーション相場を想定しつつ、押し目を丁寧に拾っていくスタンスが良さそうです。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。


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