高市さんが自民党総裁に当選して、女性初の首相の誕生が確実になりました。
どちらかと言うと小泉さん推しでしたが、高市さんが総裁になった後の発言を聞いていると前向きで明るくて良いですね。
日経平均株価も2000円以上保証して、株式市場も歓迎ムードです。
ただ、当選後2日で暗雲が立ち込めてきています。
自称個人投資家としては、冷静に対処が必要と成ります。
① 公明党連立離脱の可能性
これはノーマークでした。
確かに、靖国参拝問題、裏金議員問題が有ります。
靖国は、首相になったら参拝しないとすれば良いと思いますが、裏金議員は、党の重要ポジションに登用を進めていますので、後戻り出来そうにないですね。
公明党は、自民党の裏金問題で連帯責任的に議席数を減らしましたし、自民党と一緒にやるのがメリットからデメリットになってきています。
そうは言っても70%ぐらい連立継続と思いますが、30%ぐらいは連立破棄の可能性があると思います。
30%あれば、充分実現する可能性が有りますね。
なんせあれだけ優勢と思っていた小泉さんが負けたのですから😅
公明党が連立離脱したら、大暴落、43000円台ぐらいまで落ち込む可能性が有ります。
② そもそも大減税、大幅な財政出動は赤字国債を増やさずに可能なのか!
イギリスの以前の女性首相トラスさんが財源の確保なしに大幅減税、財政拡大を進めて、英国債が大暴落して退陣した実例が有ります。
流石にそこまでとは思いませんが、高市さんならバラ色の政策があるとは思えません。
今は祝勝ムードで株高ですが、自称個人投資家としては、暴落の目もあることを考えブレーキに足をかけながら進める必要があると肝に銘じているところです。
トラスさんの時に何があったか詳細を知らないので、ChatGPTでトラスさんと高市さんの政策を比較しました。
結論から言うと、「一部リスクは似ているが、トラス政権のような急激な崩壊に至る可能性は低い」とのことです。
下にChatGPTで調べた詳細をアップしますので、皆さんの投資の参考として下さい。
ChatGPTの回答
「高市首相がリズ・トラスと同じ道を歩むか?」という問いは、日本の政治・財政・市場構造の違いを理解する上で非常に本質的です。
結論から言えば、
「一部リスクは似ているが、トラス政権のような急激な崩壊に至る可能性は低い」
です。
ただし、条件次第では**“トラス的な失敗”を引き起こす危険性もある**ため、その要因を整理してみましょう。
🇬🇧 トラス政権の失敗構造(再整理)
項目 | 内容 |
---|---|
政策姿勢 | 減税と財政拡大を同時に実施(財源なし) |
結果 | 英国債暴落・通貨安・インフレ懸念 |
根本原因 | 「財政規律の欠如」と「市場との断絶」 |
政権崩壊の引き金 | 英中銀と政府の政策が真逆(BoEは利上げ中、政府は財政拡張) |
🇯🇵 高市政権が直面する構造との比較
項目 | 高市政権(仮) | トラス政権 |
---|---|---|
財政規律 | もともと大きな赤字(国債依存)だが、市場はそれを許容 | 小さな政府志向からの急転換で市場が混乱 |
通貨制度 | 自国通貨建て国債、日本銀行が大部分を保有 | 英国債の多くは海外保有、市場反応が直撃 |
金融政策 | 日銀が長期金利をコントロール(YCC) | BoEはインフレ対策で利上げ中 |
政治基盤 | 保守党内での支持が比較的安定(麻生派の支援) | 保守党内で分裂、短期間で求心力喪失 |
経済政策 | 減税よりも構造改革・技術投資重視(AI・半導体・エネルギー) | 財源なき減税に偏重 |
⚠️ 「トラス化」するリスクが出るパターン
次のような条件が重なると、日本でも「市場の信認危機」が起こる可能性があります。
リスク要因 | 内容 |
---|---|
無計画な減税・補助金 | 財源を示さず選挙目当てのバラマキを実施した場合 |
日銀との不一致 | 日銀が利上げに転じる中で、財政拡張を強行した場合 |
国債金利の急上昇 | 日銀の国債買い支えが限界を迎えた場合 |
円安・物価高の悪化 | インフレ率が4〜5%を超え、国民生活が急速に圧迫される場合 |
政治的求心力の喪失 | 麻生派や自民党内の支援を失い、党内分裂が起きる場合 |
これらが同時に起これば、
→ 「日本版トラスショック」=国債金利上昇+円暴落+株価急落
という事態も理論的にはあり得ます。
🌸 現時点での高市政権の方向性(仮定)
高市さんが掲げる政策は、
「成長と分配の好循環」「技術立国」「エネルギー自立」など、構造改革寄りです。
したがって、今のところはトラス氏のような「財政拡張型ポピュリズム」ではありません。
ただし、もし次のような動きが見られたら要注意です👇
- 減税や給付を乱発して“人気取り”に走る
- 日銀に圧力をかけて金利抑制を続ける
- 財政再建策を先送りにする
このときは、「日本版トラス・ショック」再来リスクを警戒すべきです。
🧭 結論まとめ
評価項目 | 高市政権の現状 | トラス政権との類似度 |
---|---|---|
財政規律 | △(赤字拡大だが許容範囲) | ★★★★☆ |
金融政策との整合性 | ◎(日銀と連携) | ★☆☆☆☆ |
政策内容 | 成長戦略・技術投資重視 | ★★☆☆☆ |
政治安定性 | ○(派閥支持あり) | ★☆☆☆☆ |
総合リスク | 中程度(注意は必要) | — |
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